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■おせち料理は体に悪い? 栄養学的に「もっと健康なお正月」を迎えるポイント【管理栄養士が解説】
■Q. おせち料理は健康に悪いのでしょうか?
お正月に欠かせない「おせち料理」は見た目も華やかな縁起物ですが、栄養学的に見ると少し工夫した方がいい面もあります。わかりやすく解説します。
Q. 「おせち料理は健康に悪いと聞いたのですが、本当ですか? たしかに昔ながらのおせち料理は、どれも味が濃すぎる気がします。注意すべきポイントがあれば教えてください」
■A. 野菜が少なく、塩分・糖分も多めですが、一品足せば大丈夫です
おせち料理は、お正月らしく縁起のよい食材を詰め合わせたものです。昔はお正月の三が日に火や水を使うことは縁起がよくないとされていたので、前もって3日分の料理を用意しておき、お正月の間は煮炊きをしないことを目的に作られていました。
そのため、おせちは食材が傷みにくいように濃い目の味付けになっています。野菜も少なく、大根とにんじんを使ったなますや、れんこん程度です。なますとれんこんは酢を強く効かせますし、他の料理も塩や砂糖を通常の料理よりも多めに使って濃い味付けにしています。
「野菜不足」「食塩過多」「糖分過多」になりやすいという意味では、おせちだけで過ごすのは健康的とはいえなそうです。
もちろん、伝統的な行事食であるおせち料理をやめる必要はありません。上手に一品足せば大丈夫です。
おすすめは、縁起物の野菜を使った「煮物」を1品加えること。ひと手間かかりますが、野菜を「飾り切り」にすると、お正月らしく華やかになります。自分で切るのは大変という人は、抜き型を使うのもいいでしょう。食べる楽しみも作る楽しみも、さらに広がると思います。
▼平井 千里プロフィールメタボ研究を行いエビデンスに則ったダイエットを教える管理栄養士。小田原短期大学 食物栄養学科 准教授。女子栄養大学大学院(博士課程)修了。前職の病院での栄養科責任者、栄養相談業務の経験を活かし、現在は教壇に立つ傍ら、実践に即した栄養の基礎を発信している。
平井 千里(管理栄養士)
【元記事】
https://topics .smt.do como.ne .jp/art icle/al labout/ life/al labout- 97942?r edirect =1
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■【栄養】「卵は1日1個まで」って正しいの? 管理栄養士に聞いて分かった“本当の適正量”
「卵を食べ過ぎると体に悪い」。そう聞いたことがある人は少なくないのでないでしょうか。卵は、コレステロール値が上がる食品の代表格として「1日1個まで」が常識とされていたこともあります。しかし、実際のところはどうなのでしょうか。卵における“本当の適正量”について、管理栄養士の桜井このさんに教えていただきました。
現在は必ずしも「1個まで」ではない -
Q.ずばり、卵は「1日1個まで」にした方がいいのでしょうか。
桜井さん「以前は、コレステロール値の上昇を抑えるために『卵は1日1個まで』といわれることもありましたが、現在は必ずしも1個が限度とはされていません。といっても、カロリーなどを踏まえると、やはり1~2個が目安といっていいでしょう。なお、カロリーや栄養は、白身よりも黄身の部分に多く含まれています。
食べ方では、ゆで卵が最も栄養価を摂取できるといわれています。これは、焼く場合よりも加熱する温度が低く、栄養が失われにくいためです。一方で、生卵はタンパク質を吸収するための酵素である『トリプシン』の働きが阻害されるため、タンパク質を摂取したい場合には逆効果となってしまいます」
Q.卵を食べ過ぎると、どのようなリスクが考えられますか。
桜井さん「『卵を食べるとコレステロールが上がる』といわれるのは、卵に含まれる脂質が『飽和脂肪酸』と呼ばれる種類だからです。飽和脂肪酸は卵の他に、乳製品や肉などに含まれるのですが、これを多く取り過ぎると血中のコレステロールが増加し、脂肪異常症や循環器疾患といったさまざまな病気の発症リスクが高まりやすいといわれています」
Q.ちなみに、卵の食べ過ぎでアレルギーを発症する可能性はあるのでしょうか。
桜井さん「食べ過ぎることによってアレルギーを発症することはないと思われます。卵にかかわらず、食べ物のアレルギーは子どもが発症することが多いのですが、これは消化機能が十分に発達していないため、アレルギーの原因となる特定のタンパク質を分解する力が十分でないことが要因とされています。人によって、アレルギーとして現れる症状の度合いはさまざまですが、大人になって消化機能がしっかり発達すると、アレルギー症状が治まる人も少なくありません。
なお、鶏卵以外の卵でも同じです。うずらの卵はサイズこそ小さいですが、鉄分やビタミンなどの栄養価は非常に高いです。こちらも、小さいからといって食べ過ぎるのは控えましょう」
* * *
近年、食事から摂取するコレステロールが、必ずしも血中のコレステロール値を上げるとは限らないことが分かってきたそうで、「卵は1日1個!」と叫ばれることもなくなったとのこと。とはいえ、卵に限らず同じものを過剰に食べ続けるのは、栄養の観点からもよいとはいえないので、バランスよく食事に取り入れるのが大切ですね。
【元記事】
https://news.y ahoo.co .jp/art icles/7 5323c34 c1238e4 557659f 9547973 c7653e9 dcf4
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■木綿豆腐と絹ごし豆腐、何が違う?使い分け方は?意外と知らない豆腐の違い|管理栄養士が解説
豆腐は、あっさりした味わいと口当たりのよさが魅力の食材です。豆腐には「木綿」と「絹ごし」の2種類がありますが、違いを理解して使い分けられていますか?そこでこの記事では、日々数多くの食べ物を扱っている管理栄養士が、木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いを解説します。栄養価の違いや使い分けのコツも紹介するので、毎日の料理に活かしてくださいね。
■豆腐の違いは作り方にあり!
木綿豆腐と絹ごし豆腐という名前から「ふたつの豆腐は原料を木綿でこしているか、絹でこしているかで違う」と思っていませんか?実はふたつの豆腐の違いは、豆乳の固め方にあります。
そもそも豆腐とは、大豆の搾り汁である豆乳に凝固剤を加えて固めたものです。
豆腐の凝固剤には、伝統的ににがりが使われています。にがりとは海水を煮詰めて、塩の結晶を取り除いた残りから作られるもの。にがりの主成分である塩化マグネシウムが、豆乳に豊富なたんぱく質と反応して固まります。
現在はにがり以外にも、さまざまな凝固剤が存在しています。しかし今でもにがりが使われているのは、にがりが豆腐の原料である大豆の甘みを引き立てるためです。
では、木綿豆腐と絹ごし豆腐の固め方を比べてみましょう。
木綿豆腐は、豆乳に凝固剤を加えて固めたものを、一度崩します。そして穴が開いた型に木綿の布を敷き、崩した豆腐を入れて圧力をかけるのです。すると型の穴から水分が抜けて豆腐が押し固められ、木綿豆腐ができあがります。
一方、絹ごし豆腐は、型に豆乳と凝固剤を入れてそのまま固めます。絹ごし豆腐の型には穴が開いていないため、水分が抜けることはありません。名前に「絹」と付くのは、表面に木綿の布目が付いている木綿豆腐に対して、見た目がなめらかでつるんとしていることが理由とされています。
■木綿豆腐と絹ごし豆腐の栄養価は?
作り方に違いがある、木綿豆腐と絹ごし豆腐。実は栄養価にも違いがあります。
木綿豆腐は水分を抜いて作られることから、栄養も凝縮されています。100g当たりのエネルギーを比較すると、木綿豆腐は73kcalであるのに対して、絹ごし豆腐は56kcalです。エネルギー以外にもたんぱく質や脂質、食物繊維のほか、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも木綿豆腐に多く含まれています。
一方、絹ごし豆腐はカリウムやビタミンB群が多めです。カリウムやビタミンB群は水溶性の栄養素であり、水分を抜いて作る木綿豆腐では失われやすくなります。しかし絹ごし豆腐では豆乳をそのまま固めて作るため、水溶性成分がそのまま残されています。
■豆腐の使い分け方
木綿豆腐の表面には、隙間が見られますね。これは凝固した豆乳を崩して、再度押し固めて作っているためです。木綿豆腐を煮物にすると、隙間に味がしみておいしく仕上がるでしょう。また木綿豆腐は比較的固くて崩れにくいため、焼いたり炒めたりする料理にも向いています。
特徴を活かして木綿豆腐をおいしく食べるなら、肉豆腐やすき煮などの煮込み料理、豆腐ステーキ、揚げ出し豆腐などがおすすめです。
絹ごし豆腐の特徴は、つるんとしたなめらかな口当たりですね。絹ごし豆腐の食感を楽しむには冷奴、湯豆腐、サラダなどがよいでしょう。味噌汁やお吸い物の具材にもぴったりです。
同じ豆腐でも個性が違う、木綿豆腐と絹ごし豆腐。違いを理解して使い分け、豆腐をおいしく食べてくださいね。
【参考文献】
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
日本豆腐協会「種類と製法」「豆腐の原料・作り方」
全国豆腐連合会「豆腐の種類詳細」
ライター/いしもとめぐみ(管理栄養士)
【元記事】
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■命に関わることもある〈狭心症〉や〈心筋梗塞〉なりやすい人の特徴とは?薬剤師が解説
がん、脳卒中と並んで日本人の3大死因の一つになっている心臓病。なかでも心臓に栄養を送る血管が狭くなったり、詰まったりすることで起こる狭心症や心筋梗塞など「虚血性心疾患」の割合が高くなっています。 とくに心筋梗塞は命に関わる病気ですが、何の前ぶれもなく突然起こる可能性があります。この記事では狭心症や心筋梗塞について解説します。
■狭心症・心筋梗塞ってどんな病気?
心臓を動かすために必要な酸素や栄養を、心臓の筋肉に送っている血管を「冠動脈」といいます。冠動脈が狭くなって、血流が悪くなる病気が「狭心症」、冠動脈に血栓が詰まったり、けいれんがおきたりして血流が止まり、心臓が壊死を起こすのが「心筋梗塞」です。
■狭心症・心筋梗塞の症状とは?
■■狭心症
狭心症は、冠動脈が動脈硬化によってできたプラーク(血管内部に脂肪や石灰などがたまり瘤のように膨らむ状態)によって狭くなり、血液の流れが悪くなって、酸素の供給が不足するため、一時的な胸の痛みや圧迫感などの発作が起こります。また、血管の壁に動脈硬化が原因でできたプラークが破裂し、それを修復しようとして血小板が集まって血栓(血の塊)をつくり、血流をさらに悪くすることもあります。
症状としては、胸の奥の何ともいえない痛みや圧迫感が起こりますが、数分から数十分で治まります。息切れや冷や汗を伴うこともあります。
■■心筋梗塞
冠動脈のプラークが破裂してできた血栓により、血管が完全に詰まり、心臓の筋肉に血液が行かなくなって、心臓が壊死する病気が心筋梗塞です。激しい胸の痛みを伴う発作が数十分から数時間に及びます。突然死の原因にもなる非常に怖い病気です。
■狭心症・心筋梗塞を招く動脈硬化とは?
狭心症や心筋梗塞を引き起こす原因となるのが、動脈硬化です。本来、血管は血液がスムーズに流れるように、弾力性に富み、その内壁は滑らかです。ところが、脂質異常症(高脂血症)や肥満、加齢などによって血管の内側のところどころにコレステロールなどの脂肪がたまって弾力性を失い、血管が硬くなったり、狭くなったりして血液の流れが悪くなります。血管がこのように変化することを「動脈硬化」といいます。また、動脈硬化は、全身の血管で起こり、狭心症や心筋梗塞だけでなく、脳梗塞、腎硬化症、大動脈瘤などいろいろな病気の原因となります。
■狭心症・心筋梗塞になりやすい人の特徴
狭心症や心筋梗塞は、動脈硬化が原因ですから、動脈硬化になりやすい人が狭心症や心筋梗塞になりやすい人といえます。動脈硬化を起こす要因はさまざまですが、なかでも、糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満の4つは動脈硬化を促進する大きな危険因子で、併発しやすいため“死の四重奏”といわれます。
■動脈硬化を引き起こす危険因子
●糖尿病(高血糖)……血糖値が上昇し、血中のインスリン濃度が高くなると脂質異常症やHDLコレステロール(余分なコレステロールを回収する善玉コレステロール)の減少を招きやすく、動脈硬化になりやすい。
●高血圧……血管に高い圧力がかかり続けると、血管壁が傷つき、動脈硬化が進む。また、血管の内壁が膨らんで血管の内腔が狭くなると、血圧が高くなるという悪循環に陥る。
●脂質異常症(高脂血症)……血液中にコレステロールや中性脂肪などの脂質が過剰になった状態で、もっとも危険な因子の一つ。
●肥満……肥満は高血糖や糖尿病、高血圧などの原因になる。とくに問題になるのが内臓脂肪型肥満(脂肪が内臓に蓄積するタイプの肥満)。血糖値をコントロールするインスリンの働きを悪くしたり、血栓ができやすくなったりする。
●LDLコレステロール値の高い人……コレステロールにはHDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールがあり、LDLコレステロールが増えると血管の内壁にアテロームというドロドロとしたかたまりができて血管を狭くするため、動脈硬化につながる。
●運動不足……食事で摂取したカロリーを消費できず、脂肪としてたまり、肥満、脂質異常症(高脂血症)、高血圧を促進する。
●ストレス……ストレスによって交感神経の緊張が高まり、脈拍数や血圧が上がる。また、血小板機能が活性化し、血液の粘度が高くなる(血液がドロドロになる)。
●喫煙……喫煙は、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を増やし、HDL(善玉)コレステロールを減らす。また、たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血圧を上げる。動脈硬化や高血圧を促進しやすくなり、喫煙者は心臓病による死亡率が高い。
●心臓病の家族歴……遺伝的要因。親に狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患があると、その子どもは心筋梗塞などを発症する危険度が高まる。
■女性の血管はしなやか?
女性は男性に比べて、動脈硬化が原因で起こる狭心症や心筋梗塞などの病気が10年以上遅れて発症するといわれています。これは、卵巣から産生されている女性ホルモン、エストロゲンのおかげ。エストロゲンには、LDL(悪玉)コレステロールを低下させたり、血管を拡張させたりする作用があります。そのため、女性の血管は男性よりもしなやかなのです。ただし、閉経を迎え、エストロゲンが産生されなくなると動脈硬化は急激に進むため、注意が必要です。
■もし、発作が起こったら?
狭心症や心筋梗塞はだれにでも起こる可能性のある病気です。もし、心臓に原因があるような胸の痛みを感じたら、まず、何より心臓の負担を軽くすることです。歩いている時は立ち止まる。できれば座ったり、横になったりしましょう。ただし、しゃがみこむのは心臓に負担がかかるので禁物です。
4~5分経っても治まらなければ救急車を呼びます。2~3分で治まった場合でも、後で受診して診察を受けましょう。チアノーゼ(血液中の酸素の不足が原因で、皮膚が青っぽく変色する)や冷や汗、息苦しさを伴うような発作はショック状態を起こしているため、迷わず救急車を呼んでください。
■心臓病を防ぐために日ごろから気をつけること
狭心症や心筋梗塞を防ぐには、まず、その原因となる動脈硬化にならないように気をつけることが大切です。次のような点に気をつけましょう。
●適正カロリーを守る……カロリーの摂り過ぎに気をつけ、肥満に注意。
●コレステロールの摂取量を減らす……肉の脂身、卵、バター、イクラ、ウニなどコレステロールの多い食品を意識して控える。
●脂肪の質にも注意……血中コレステロールを減らす「不飽和脂肪酸」を積極的に摂る。不飽和脂肪酸は、マグロやサバ、鮭、サンマなどに多く含まれている。 魚類以外では、えごま油やアマニ油といった植物油に多く含まれる。
●食物繊維を摂る……食物繊維は、血中のコレステロール値を減らしたり、腸内の有害物質を体外に排出する働きがある。食物繊維は、淡色野菜よりも緑黄色野菜に多く含まれる。また、海藻やきのこ、豆類、米なら玄米、パンならライ麦パンや全粒個粉パンなどに多く含まれる。
●抗酸化作用のある食品を……LDL(悪玉)コレステロールは、酸化すると、変性してますます悪さをする。酸化させないために、抗酸化作用のある緑黄色野菜をしっかりと。その他、塩分やアルコールの摂り過ぎにも注意を。
●適度な運動を心がける……適度な運動は、中性脂肪の分解を活発にし、HDL(善玉)コレステロールを増やす。なかでも、酸素を取り入れながら継続的に行う「有酸素運動」が効果的。
●ストレスをためない……自分なりの方法でストレス解消を。ストレッチやヨガなどもおすすめ。
■まとめ
狭心症や心筋梗塞は、冠動脈の動脈硬化によって引き起こされ、命に関わることもある病気です。動脈硬化は、糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満などの要因によって起こり、これらは併発しやすいため注意が必要です。肥満の解消、食生活の改善、適度な運動、ストレスの解消などを行うことが予防につながります。
ライター/小笠原まさひろ(薬剤師、薬学博士)
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■【医師が解説】日本人が意識して摂りたい3大栄養素。「スーパービタミン」を忘れるな
忙しいから、面倒だからと食事の内容をおろそかにすると、必要なビタミン・ミネラルの欠乏につながる。中でも、現代の多くの日本人に不足しているのが、ビタミンD、マグネシウム、亜鉛の3つだという。大切なのに足りていない3大栄養素の重要性について、アンチエイジングクリニックを開院した医師・満尾正氏の新著『ハーバードが教える 最高の長寿食』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。
■ビタミンDは免疫維持に欠かせない「スーパービタミン」
世界で最初にビタミンDの重要性を訴えたのは、米国のマイケル・ホーリック博士です。すでに2007年の時点で、健康維持に必須のビタミンDが現代人に不足しているという警鐘を鳴らす論文を権威ある医学誌に発表していました。(注)
一方、日本では2018年にようやく骨粗しょう症対策としてビタミンDが有効であることが認められ、その血中濃度測定が保険適用されました。
日本では、もっぱら「ビタミンDは骨を丈夫にする栄養素」と言われてきましたが、実はそれだけではありません。ビタミンDは、免疫力をアップし、私たちをあらゆる健康被害から守ってくれる「スーパービタミン」です。ホルモンの一種とも言えるような働きをし、骨の健康を守るだけでなく、動脈硬化・糖尿病予防、筋力の維持、脳神経機能の維持、感染症予防など、その働きは実に多岐にわたります。
中でも注目されるのが、体内の炎症を防ぎ、免疫をコントロールする力です。全身の細胞に影響を与えて免疫機能をサポートするため、感染症予防や、花粉症などアレルギー疾患の予防・改善にも貢献することが期待されます。新型コロナウイルス感染症とビタミンDの関連も世界中の研究報告から示され、ビタミンDの重要性が注目されています。
ビタミンDの理想の血中濃度は40~60ng/mLとされています。しかし、重要なビタミンであるにもかかわらず、日本人の平均値は24.5ng/mLと圧倒的に不足しています。それはなぜでしょうか。
ビタミンDは日光を浴びることにより皮膚で作られるのですが、年齢を重ねると皮膚での生成量が減少するほか、若い年代でも紫外線をさけることなどさまざまな理由で作りにくくなっているといわれています。
特に出産する年代の女性のビタミンD不足は、子どものビタミンD不足にも直結します。実際に、子どものビタミンD欠乏による「くる病(小児骨軟化症)」が増えているという指摘もあり、対策が急がれています。
適度な日光浴で、体内でのビタミンDの生成量を増やすことができます。かつて、結核の特効薬が誕生するまではサナトリウムという療養施設で日光浴が療養の大事な要素でもありました。これは日光を浴びることでビタミンDが増え、マクロファージという免疫細胞を活性化し、結核菌を殺す能力が高まることが背景にあることが明らかにされています。
ただし、現代ではオゾン層が破壊され強い紫外線の害も大きく、長時間にわたって強い日光を浴びれば皮膚がんの恐れも増します。功罪ありますので、やはり「適度な」日光浴を行うということが大切になります。
住んでいる地域や体質にもよりますが、「春から秋の晴れている日なら半袖で15~30分、曇りの日なら倍の30~60分程度の日光浴を週に3回」で十分な血中ビタミンD濃度が維持されるとされています。これを踏まえて、暑すぎる夏場は避ける、日差しが弱くなる冬場は日光浴の時間を増やすなど、ライフスタイルに合わせたメリハリのある対策が必要でしょう。
また、ビタミンDが不足する理由の二つ目には、「魚をあまり食べない」ということも挙げられます。ビタミンDは鮭や青魚などに多く含まれています。肉や卵にも含まれているものの、魚よりはかなり少ないので、魚を食生活に習慣的に取り入れるようにしましょう。
キノコ類にもビタミンDが多く含まれていることが知られていますが、ビタミンDにはキノコなど植物由来のD2と、鮭など動物由来のD3があり、人の体で作られるのはD3の方です。ビタミンD2も体内でビタミンD3に変換されますが、動物由来のビタミンD3のほうが、人間の体にとっては体内で利用しやすいものです。
年齢を重ねると皮膚でのビタミンDを作る力自体が弱くなってきたり、体脂肪が多いと脂溶性であるビタミンDは脂肪組織に蓄えられてしまうため、血中濃度が上がりにくいなどの特徴があります。加齢によって食べる量が減少するなどの理由もあり、ビタミンDを食事だけで増やすのは至難の業です。ビタミンDのサプリメントは効率的に血中ビタミンD濃度を上げることができるうえ、非常に安価ですので、サプリメントを利用することをおすすめします。
■現代生活はマグネシウム不足を招きやすい
マグネシウムは、エネルギー(ATP=アデノシン三リン酸。生命活動で利用されるエネルギーの貯蔵・利用にかかわる小さな分子)を作り出すために必須の栄養素です。血圧コントロール、糖尿病予防、心血管病予防、骨粗しょう症予防、片頭痛予防、PMS(月経前症候群)に伴う症状の緩和、筋肉を柔らかく保つなどさまざまな働きに関わっています。
骨や筋肉などの細胞内に数多く存在しており、カルシウム濃度をコントロールするのもマグネシウムの重要な働きです。マグネシウムが不足するとカルシウム濃度が上昇し、代謝がうまくいかなくなるため、体のあちこちで筋肉が収縮し、痙攣を起こしやすくなります。このため「足がつる」などの現象が起こりやすくなります。
同様の現象が血管で起これば高血圧や狭心症などの原因となりますし、消化管の細胞にマグネシウム不足が生じれば、腸管の動きが悪くなり、便秘の原因となります。
このように重要な栄養素でありながら、そもそも食材に含まれるマグネシウム量が減っていること、ストレスがかかると、どんどん尿から体外へとマグネシウムが排出されてしまうことなどから、現代生活はマグネシウム不足を招きやすい環境といえます。加齢や薬の服用などに影響されて体内のマグネシウム量が減ってしまうこともあります。ですから、意識してマグネシウムを補充する必要があります。
マグネシウムは、植物の葉緑素に存在していますので、抹茶、ほうれん草、小松菜、ケール、ブロッコリー、ゴーヤなど緑の濃い野菜に多く含まれています。また、海苔、昆布、ワカメなど海藻類にも豊富です。納豆などの大豆製品、ナッツ、シード類、未精製の穀類にも比較的多く含まれています。
カカオ豆から作られるチョコレートもマグネシウム補給に役立つ食材ですが、同時に砂糖を過剰に摂取しないよう気をつけてください。
■体の酸化を抑えるのに欠かせない亜鉛
亜鉛は、細胞分裂するときに欠かすことのできないミネラルであるだけでなく、体内で200種類以上の酵素に関与して、さまざまな代謝を行っています。私たちが摂取したたんぱく質やアルコールを代謝できるのも、亜鉛の働きがあるからです。
また、亜鉛はSODという抗酸化酵素の必須構成成分として、細胞を酸化ストレスから守る錆び止めのはたらきをしています。さらに、DNAやたんぱく質の合成、性ホルモンの分泌、免疫力のコントロール、視力や聴力、味覚の維持などさまざまな体の働きに関与する極めて重要な栄養素です。水銀などの有害金属を体外へ排泄する働きもあります。
細胞の活動の根幹に関わっている亜鉛が不足すれば、DNAレベルで問題が起き、全身に影響が及びます。当然、免疫機能の維持にも関わりますので、亜鉛不足になると、粘膜の防御機能が衰え、細菌やウイルスなどの病原体が侵入しやすくなってしまいます。
この亜鉛は、加齢に伴って胃腸からの吸収が低下するため、体内の亜鉛の総量が減少し、特に70歳以上の高齢者では亜鉛が不足する傾向があります。にもかかわらず、現状では摂取量も加齢とともに減少しており、不足している人が多いのです。これは大きな問題だと思います。
また、亜鉛は吸収不全(入ってくる分が不足)でも、排泄過剰(出ていってしまう分が多い)でも、不足してしまうことに注意してください。血圧の薬などが影響して亜鉛が吸収されにくくなることもありますし、糖尿病や肝臓・腎臓の機能不全、アルコールの代謝などでも排泄過剰になります。飲酒量が多ければ代謝のためにそのぶん亜鉛が使われてしまいますので、特にお酒を飲む機会が多い人は亜鉛不足になりやすい傾向があります。
高齢者で頻発する亜鉛不足の症状は、皮膚の痒みや口腔粘膜の乾燥、味覚障害、さらにひどくなると舌の痛みを伴う舌痛症などがあります。
亜鉛は牡蠣やレバー、チーズ、煮干し、ココアなどに多く含まれていますが、現代人の食生活で亜鉛の一日の摂取推奨量(成人男性なら11mg)を満たすのは極めて難しいでしょう。これらの食材を食べる機会が少ない人はサプリメントも活用して、積極的に亜鉛を摂取することをおすすめします。
(注)Holick MF. Vitamin D deficiency. N Engl J Med. 2007 Jul 19;357(3):266-81. doi: 10.1056/NEJMra070553.
●満尾 正(みつお・ただし)
満尾クリニック院長・医学博士。日本キレーション協会代表。米国先端医療学会理事。日本抗加齢医学会評議員。1957年、横浜生まれ。1982年、北海道大学医学部卒業。内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療に従事。ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、2002年、日本初のキレーション治療とアンチエイジングを中心としたクリニックを赤坂に開設、2005年、広尾に移転、現在に至る。主な著書に『世界の最新医学が証明した長生きする食事』『食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術』(アチーブメント出版)、『世界最新の医療データが示す 最強の食事術』(小学館)、『医者が教える「最高の栄養」』(KADOKAWA)など多数。
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