今日の夢

夢を見た。
学生時代の夢だ。
完全に遅刻した夢だった。
おいらの席は窓側の一番後ろだった。
後ろの戸から入っていったが同級生は全く気がつかない。
人の前を通ってもまるで気がついていないのである。
それに中にいる人は全く見たことがない人ばかりだった。
ものすごい違和感にみまわれ、たまらず教室を飛びだす。
それに気がついた先生が追いかけてくる。
先生には見覚えがあった。
中学3年のときの担任だった先生だ。
おいらは階段を下りて玄関に向かい靴箱までいく。
先生が呼びかけるがおいらは無視して外に飛び出す。

しかし何もない。
周りは真っ白であった。
これは怖いよ。
まだ見たことがないものでも風景がある方が安心するぐらいだ。
そんな恐怖で叫び声をあげる。

気がつくとまた教室に戻って、授業を受けていた。
今回も知らない生徒ばかりで変だった。
それに加えておいらは今のままになっていた。
社会人のおいらが学生に混じり授業を受けていたのである。
おつむの弱いおいらには何が教えられているのか全くわからない。
科目さえわからない不思議な授業だった。

誰かにずっと見られていることに気がつく。
ずっと誰かに見られている視線を感じる。

そこで目が覚めた。
おいらはできるならばやり直したい過去がある。
学生時代の勉強をもう一度したいと思ってるから見たのかもしれない。