おもいっきり

朝晩はすっかり涼しくなりました。ありがたいですね。
今日は地元中学の体育祭（運動会ですね）、来週の土曜は次女・三女
の通う小学校の運動会です。昨日も中学校から吹奏楽部の音が聞こえてきました。
きっと体育祭のために表で演奏していたんでしょうね。ちょうど風下だったようで
はっきり聞こえました。
わたくしは足が速くないので（短距離ははっきりいって遅い）運動会は
苦手でした。実家の方では運動会は5月に行われていました。
母とお弁当を食べた記憶と、一度だけ運よく3位をとったくらいしかいい思い出はないです。
ただ一生懸命走ってるときの流れていくように見える地面がとても印象強く残っています。
この年になると思いっきり走ることなんて無いですし、走ったら怪我しちゃうので
、やはり子供の時しかあんなに走れないですよね。
今思うと、一生懸命走ったときとか、自転車で登れそうもないような坂を登りきったときの歓びとか、
ラケットのど真ん中で打ち返した時の手の感触とか、子どもの頃、身体で感じた記憶って、
いまだになんとなくその時の感触が残っているんですよね。
身体と頭は切っても切れないというのは、養老先生も言っていましたが、おもいっきり動かせることができる子ども時代には、
運動でも身体を使っての作業でも、やっておいた方がいいんでしょうね。
指先だけでピコピコやるゲームでは、流れる地面とか、手に残る感触なんて記憶はつくれないですもんね。
今思うと運動は苦手でしたが、おもいっきり身体を動かしておいてよかったなと思います。
子どもたちにも順位を気にすることなく、思いっきり走ることの意味を感じてもらえるといいなと思います。