千変万化の菩薩

今朝も日差しが強いです。今日まではお天気大丈夫みたいですね。

ひさびさの登場、我が家の番犬です。近頃体調を少々崩し、食欲がおちてます。
毎朝の日課の「境内全力走り回り」の時はいつもとかわらないのですが。
ものを言わないワンちゃんにはこちらから心の耳を傾けないと何も聞き取ることは出来ません。

「観世音…世の人びとの音声を観じて、苦悩を解脱せしめる。世間の衆生が救いを求めるのを聞くと、直ちに救済する」
は以前もブログで取り上げました。観世音菩薩は現代の様々な国々から発せられている“うめき・悲しみ・泣き声”に耳を傾けたなら、どんな思いになるんでしょう。あまりにも多くの人びと・生き物の悲痛な声で一つ一つ聞き取ることはできないんじゃないかとおもいます。

“千変万化…救いを求める者のすがたに応じて慈悲を行う”というように「苦悩の声」に気が付いた人が、それぞれ救いの手を差し伸べることが出来たなら、私達一人一人が“千変万化の観世音菩薩”になれるのかもしれません。

以前にも同じ内容のブログをかきましたが、ここのところの様々な出来事や報道すらされることが少ないアフリカ諸国・ミャンマー等々のことを考えると“千変万化の観世音菩薩”が数え切れないほど居てくれたなら…と思う次第です。
私達一人一人が耳を傾けることができたなら、きっと少しずつ何かがかわっていくでしょう。
そうあってほしいとおもいます。