遥かかなた

灰色の雲が東から西へと流れて行きます。風のある朝です。
冬の祭典が終わりました。その間、フランスでは暴風雨で甚大な被害があり、チリでは大地震・津波、アメリカ東部では大雪…。
喜び、苦しみ、悲しみ等、いろんな感情が地球で爆発していたみたいです。
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「一切の形成されたものは無常である」（諸行無常）
と明らかな知慧を持って観るときに、
ひとは苦しみから遠ざかり離れる。
これこそ人が清らかになる道である。
　　　　　　　　　　　　　　　　『法句経』
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こんな時には“無常”を知るということは、たどりつくのは不可能な、
はるか雲を突き抜けてそびえる山の頂をめざすより難しいことに思えます。
途方に暮れてしまう心ですが、それでも頂を見つめ続けたいです。

うろたえない

曇り空の朝です。雨は止んでいますが、いつ降ってもおかしくないですね。
昨日は、午前中に雪は降り出すは、津波警報のサイレンが轟くは、で何とも落ち着かない一日でしたね。
チリの被災状況がニュースで流れていましたが、なんでこんなに繰り返されるんでしょう。
ほんとに自分たちの地域がいつどうなってもおかしくないということを実感します。
もともと何の保証もない所に住んでいるんでしょう。地球上どこでも同じかもしれません。
何が起こっても“うろたえない”覚悟が必要なんでしょうね。

地震と津波とバンクーバーの話題だけの一日という対極の組み合わせの日曜日でした。何とも言えない一日でした。