癖

薄雲に覆われていますが明るく穏やかな朝です。20日です。宣言どおり卒塔婆書きを始めます。
なるべく毎日書くようにすればあせることなくどうにか書き終えることができるでしょう。
とにかく一旦書かなくなると何だかんだで五日間くらい空いちゃって、結局あせっちゃうんですよね。
いつものパターンにならないよう今年は気をつけましょ。
“癖”というのはなかなか直りません。わたくしもいろんな癖がありますが、やはり思考のパターン
というもは繰り返されてしまうので、そこからあえて新しい考え方をするというのは難しいんですよね。
特に自分自身の思考に頼っているんで…。釈迦の教えが直ぐ脇にあるのに…。どうにか時間をかけながら
思考パターンをかえて行きたいです。教えを無駄にしないように。なんちゃって坊主で終わりたくないですもんね。

本日お休み

本日お休みです。いい日曜日を。

卒塔婆書き

今朝も曇り空です。昨日も涼しかったですが今日はどうなんでしょ。蒸し暑いよりはいいですけど。
とうとうお盆用の卒塔婆がどっさり納入されました。その数1,100。7月中に仕上げることを目標に
そろそろ書き始めなくてはいけません。この最初の一本（本当は一基）の卒塔婆に手をつけるのに
毎年苦労するんですよね。早く始めたほうがいいんですけど、なかなか手をつけられない…。
面倒なことは後回しにしたがる癖がここでも出ちゃうんでしょう。まだまだです…わたくしも。
今回はブログで開始時期を宣言しちゃえばいいかも（誰も確認しないでしょうけど）。
20日月曜から始めます！よ～しやる気が出てきました。ここまで追い込まないとダメなんでしょうか…
来年は静かに始めて、静かに終えられるような人間になりたいです。

空を飛ぶ鳥のように

雨の朝です。梅雨寒と言うんでしょうか、日中も２０度に行かないようです。
庭の松の針状の葉の先に雨のしずくがくっついていてとてもきれいです。
こんな朝にもきれいなものはたくさんあるんですね。
・
その人の汚れは消え失せ、食物をむさぼらず、
その人の解脱の境地は空にして無想であるならば、
かれの足跡は知り難い。　空を飛ぶ鳥の迹（あと）の知りがたいように。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『法句経』
執着から離れ、心が清らかな状態、は本当の理想の境地です。この句は何度もブログに
登場していますが、本当に少しずつその意味がわかってきたように感じます（まだまだですけど）。
行いに足跡を残さず、得たものに執着せず捨て去るように・・・。
本当に自由な心の境地なんでしょう。空を飛ぶ鳥のように、…理想です。

ととのえること

曇り空の朝が続きます。週後半はいいお天気は望めないようですね。
・
自己こそ自分の主（あるじ）である。他人がどうして（自分の）主であろうか？
自己をよくととのえたならば、得難き主を得る。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『法句経』
最終的には自分を救うのは自分しかいません。いろんな助言をいただいたとしても、
その中でどの意見に納得し、実践するかは自分しだいですから。
穏やかな心の状態でないと適切な行動はとれません。“自分をととのえること…”、
目標です。

やっぱり“ひと”・・・

今は曇り空ですね。日中は晴れるようです。
庭の杉苔の緑が鮮やかです。夏の暑い陽ざしのときは葉を裏返して茶色になりますが、
水をかけてやると一気に葉が裏返って緑色のじゅうたんになります。
生き残るための植物の智慧なんでしょうね。
“生きる”ってどんな生き物においてもたいへんなことなんですね。人間もたいへんです。
いいときばかりじゃありません。不安やひどい落ち込み…など、どうにもならないとき
がたくさんあります。一人きりではどうにもなりません。そんな時は話を聞いてくれる相手がいるだけで
救われます。人は人が好きなんですよね。やっぱり…。傷つけるのも人、助けてくれるのも人・・・。
でもやっぱり“人”が好きなんですよね（私の好きな曲のタイトルそのものですけど…）。

あこがれではなく・・・

今朝も雨ですね。何時くらいだったんでしょう、ものすごい雨脚で一瞬目が覚めました。
昨夜は月が見えていたんですけどね。
天気も急変しますし、心も急変します。どちらも超不安定。厄介なもんです。
天気は人の力で制御できませんけど、心は努力しだいで制御ができます。
しかし並大抵の努力ではかないません。自分を変えるくらいの意識でないと心を律する
ことはできません。しみじみそうかんじています。今までの自分を滅するくらいじゃないと
ダメなんだろうな～、と感じてます。でもそんな道を歩んでいきたい…、あこがれではなく
実践しなくては…。私もまだまだですね。

雨の朝に

雨の朝です。空気もひんやりしてます。
怒涛の週末が過ぎ去り、充実感とホッとした安心感と被災地もこんな雨が降っているんだろうか…
という思いが入り混じっています。
・
「一切の形成されたものは苦しみである」（一切皆苦）と明らかな智慧をもって観るときに、
ひとは苦しみから遠ざかり離れる。これこそ人が清らかになる道である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『法句経』
いずれ全て自分から離れていったり、壊れてしまうものに対して執着の心を持つから苦しみが
うまれます。とわかったようなことを言っても、この句を心底理解することはまだまだです。
感情を抑えられないただの人間ですから…。でも「きっとそうなんだな…」という気持ちと、
「自分もそうなりたいな」という気持ちを抱いている状態です。
いろんな苦しみと悲しみと怒りでいっぱいの今の日本の中でそれぞれが抱えている苦しみは、
どこかで自分なりに決着をつけないと先に進むことはできません。まづ自分がいくらかでも苦しみから
離れられるよう精進してゆくこと…雨の朝にそんなことを考えています。

ありがとうございました

今朝も曇り空です。梅雨ですから…。
昨日の「復興支援コンサート～つ・な・ぐVOL,3～被災地仙台出身のチェリスト、ピアニストの奏でる夕べ」は大盛況のうちに無事終えることができました。内容濃かったです！
お二人の今回の震災に対する姿勢がそのまま演奏にあらわれていた感じがいたしました。
はっきりいって初対面のお二人でしたが、演奏会の後の食事会（？）で語り合う中で、ともに東北人の熱っ～い、何ともいえない共通点を感じ、盛り上がっちゃいました。
次回は食事会（？）をメインに企画をたてなくては！と思っちゃうくらいでした。
それはともかく、ちょうど三ヶ月であった昨日のコンサートは、来ていただいた多くの方の心に、“被災地へ心をつなぐ”という今最も大切なことをお二人の演奏を通じて伝えることが出来たと思います。
なんかうまく言葉がでなくて申し訳ありません。食事会も濃かったもので…（？）。
お二人の人柄に触れられたのは、主催者の特権（？）本当に素晴らしい夕べになりました。この熱っ～い気持ちは忘れようにもにも忘れられませんっ！。昨日の素晴らしい空間を作ってくださった多くのお客様、丸山さん、中川さん、本当にありがとうございました。

つなぐ

予報どおりの雨の朝です。結構降っていますね。梅雨ですからこんなもんでしょう。
今日は夕方５：３０より「復興支援コンサート～つ・な・ぐVOL3～」が行われます。
あの日から三ヶ月なんですね。あっという間に感じるのは、この地域がたいした被害
でなかったからかもしれません。もうほとんど普段どおりの日常ですから。
被災地とそうでないところの格差は相当なものなんでしょう。これから先の支援こそ
正念場だと思います。被災地へ心をつなぐこと…。今日のコンサートでこの意識がつたわりますように。