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遠唾高枕は寿を損ず

2010-01-29 21:14:16 | エッセイ
          遠唾高枕は寿を損ず

  人は食べることが生きることの基本です。ところが胃腸を患うと食べると胃痛が起こり食べれない。私はひどい時は
月に三四度嘔吐を繰り返していたものです。食べる前に痛かったり、食べた後に痛くなったりいろいろでした。その
ピークに達した時に脳梗塞で倒れてしまいました。良くなってきた今でも食べ過ぎると嘔吐が起きます。腹八分の
格言は生きていると戒めています。生きることの基本ができないことは悲惨です。胃痛と食べれないは紙一重です。
 どうすれば胃腸を丈夫にできるかいろいろ考えました。昔の本を調べるのも一方法と思いました。胃腸に曰くのある
人にとり唾液は天恵の良薬で常に呑み込む程からだのためによい。それにはチュウーインガム代用に食い残した梅干
の堅い実をいつまでも口中で含んでいると唾は知らず知らず自然に嚥下されて胃腸が丈夫になる。とありました。
医者の薬や売薬ばかりに頼らず、安上がりでもあるので、今は「梅干し療法」を実践しています。即ち「遠唾高枕は
寿を損ず」の格言に従っているところです。「寿」とは寿命のことです。無意味に唾を吐き散らすは寿命の種を捨てる
に等しいというのです。
写真は「赤紫のクロトン」です。1月15日千葉市「花の美術館」にて撮影。