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写禅の心

2009-06-11 14:24:02 | エッセイ
脳梗塞で倒れた私は退院後一か月してもまだ自分を見失っていました。何とかして

自分を取り戻したいと必死でした。先ず日常のリズムまで狂ってしまっているので

これが何よりも先決だと思いました。日常のリズムを取り戻すために始めたのが

「写禅の心」です。


「写禅」とは、写經と坐禅を一つにし毎朝実践することです。

「写經」とは般若心經を毛筆で書くことです。

書くといっても作法があります。先ず洗顔し身を清め、座卓に正座し、首に数珠を

かけ、硯で墨をすって一巻をかきあげます。

それをお水を取り替えお線香あげて仏壇で読経いたします。一時間半から二時間か

けます。これで心身ともに安らぎを得ることができるのです。

「写禅」こそが朝のリズムのスタートなのです。いつ頃

から始めたかは五月十日以降からです。「写禅の心」は自分自身への叱咤激励で

あり、信念貫徹でもあります。

病して初めて知る「写禅の心」なのでした。

「写禅」はわたくしの「修証一等」の精神目標として死ぬまで続けていくと

心にかたく誓ったのです。

反省と進歩発展の総合前進と感動や感性を高める、そして何よりも

鈍くなってしまった決断力や判断力を一日も早く回復したいのです。


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