
スメタナ:交響詩“わが祖国より” 「シャールカ」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番
ドヴォジャーク:交響曲 第9番「新世界より」
イルジー・ビエロフラーヴェグ 〈指揮〉
ダニール・トリフェノフ 〈ピアノ〉
愛知県芸術劇場コンサートホールにて
これこそが<最高>という言葉なのでしょう
やっぱり、チェコ人の魂で出来た曲はチェコ・フィルが本物。
世界中のオケが演奏する大人気のチェコの作曲家による交響曲です。どこも素晴らしい。
しかし、言葉にできない魂、血は争えない。実感です。
第1曲目「シャールカ」、最初の音が鳴った瞬間に目頭が熱くなりました。そこから「新世界より」はもう、じわ~っと来て、第4楽章に至っては涙が溢れます。
アンコール曲「売られた花嫁」序曲。見事な弦楽器の渡し。その中できらっきらと管楽器が光り、打楽器がアクセントを当てる。
どうやっても敵いっこないチェコ人の血がその芯を流れ、命の脈を打つ。
私たちは「新世界アメリカより」に代わり、「日本国名古屋より」チェコを思い、プラハにワープした。
なんと、娘はルドルフィヌムの同じステージに立ったんですよ。ミハエルさんのティンパニ―も叩かせてもらったそうな・・・
4時終演予定が、アンコールを3曲も演奏して下さって、4時半過ぎていました。最後は会場側がやや強引に会場にライトを点けて、「お開き」とされたように見受けられました
Czech Trioもたくさんアンコールして下さいますものね。
チェコ人、いいなあ
皆さん本当に人柄が良いです。そして皆さん日本が大好きでいて下さいます。だから私もだ~い好きなのです
ところで、なぜモルダウでもユーモレスクでも日本では重~く、暗~く気の毒そうに演奏されるのでしょう?
モール(短調)だけど、民族音楽の独特な味なのであって、<モール=暗い> じゃないんだけどなぁ・・・
軽やかで楽しくって、時には感慨深く心がジ~ンとした感じなのですよ。そんなにつらくないから。
まぁ確かに歴史的に見て大変だったので、勘違いしてしまうのでしょうが、再度言いますが、民族音楽の味なのですよ。気さくで穏やかで、からっとしていてビール片手にご機嫌なチェコ人の血ですからね。
意識の違いが曲の解釈を変え、音楽が別の色になってしまいますよ。