風に吹かれて

平凡な毎日の中で、小さな幸せをたくさん見つけたいです。

日常

2011年04月26日 | 日々の事
今年はハナミズキの花がよく咲きました

小さな小さな庭に大きく枝を伸ばしてくれるハナミズキ。
この花自体は大好きなんだけれどね。
虫つかないし、
なにもしなくても綺麗な花を付けてくれるし、、、
でも、すぐベランダの方まで進出してくるの
狭いベランダに、洗濯物も布団もぜ~んぶ干さなくてはならないから、
邪魔者扱いしちゃうのよ
それに寒くなると葉が落ちて、お隣にまでいっちゃうしー
(反対隣の家のハナミズキが毎年うちの玄関先にすごい量の葉を落としてくれて、冬は毎日掃除が大変
反面教師で、自分の家のハナミズキの葉がどこに落ちるかすごく気にかかる)
で、毎年チョキチョキと枝を切っちゃうの。
かわいそうに五分刈りよぉ。
そのせいで毎年葉はたくさんつけるのだけれど、花はどんどん減っていて。
でも昨年は、その前の年にメチャ短く切っちゃたので切らずにいたら、
今年はたくさん咲いてくれた
3月に大きな地震があって、今年の春はなんとなくいつもと違う。。。。
そんな時にこんなに満開に咲いてくれて、何だか嬉しい
(て、言いながら又切っちゃうと思うんだけれど(^▽^;)

数週間前、父がデイサービスのお花見でバスに乗る前に転んでしまった。
理学療法士さんや、介護士さんが転んだ身体の状態を診て、
痣や腫れや傷なども無く、その時は父もあまり痛みも無かったそうで、
そのままお花見をして帰ってきたんだけれど。
次の日から身体中に痛みが出て、母はちょっと大変だった。
高齢者にとって転ぶということは重大事で、
特に父のような脳疾患の後遺症で半身麻痺な者にとっては、最悪そのまま寝たきりになる可能性があるからね・・・
まあ転んだのだから打ち身の痛みや筋肉痛は出てくるし、痛みがおさまるまで時間もかかるだろうし~
その後医者に診てもらい、骨折などもしていなかったので一安心なのだけれど。
今でも寝る時、起きる時、大分痛いらしい
週末、実家に様子を見に行った時には案外起き上がれていて、居間で一緒にお茶を飲みながらおしゃべりしたり
部屋の移動などは歩いていたから、少し安心して帰ってきた。
と言っても母は、まだしばらく介護が大変だろうな

あたり前に続くと思っている日常が、実はすごく不確かなものだということは、
今回の震災で、イヤというほど実感したし、
大きな天災だけではなく、
自分の家族や身内に何か・・・が起これば、昨日までの日常がすべて変わってしまうということは、経験もしてきているんだけれどね。
こうして普通の生活が出来ていること。
日常が続いていること。
これが一番の幸せだということ。
何かが起きなければ、つい忘れてしまいそうになるこれらのことを、
今日また思い返しています。