御代替わりの10連休が終わり、翌週の軽井沢は、連休中の混雑が嘘のように静かだった。そんなわけで、家からブラっと雲場池へ出かけた。桜の季節が終わった軽井沢は、いよいよ新芽の季節で、緑が映えてきれいだ。
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雲場池は、紅葉の名所として知られるが、新緑のころも素晴らしいと思う。深紅に紅葉した楓も、確かに美しいが、このころの楓の若葉もまた美しいと思う。
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雲場池は雲場川を堰き止めて作られた人工の池で、雲場川は、この池のすぐ下流で、三笠から流れてくる精進場川に合流する。ちょうど池の水が精進場川に合流するあたりに、レストランが建っている。
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もっとも、「堰き止めて作られた人工の池」と書いたが、「池」は、湖沼学的な定義に従えば、人口的に作られたものを指すらしいから、少し文章としてはおかしいかもしれない。
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池の周囲の古くからある別荘には、池の水を引き込んでいるところもあり、そういう小さな水の流れを眺めるのも、何やら涼しげで良い。この水は、ホテル鹿島の森の敷地内にある湧水を源泉とするらしい。なんでも古くからの湧水で、軽井沢宿の本陣などでも使われていたとのことである。
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10連休の混雑は去ったが、雲場池は多くの外国の観光客でにぎわっていた。最近観光地に来ると、日本語が聞こえないなと思いながら、雲場池の上流から、恵シャレ―の小径へ抜けたのである。