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歌謡曲の題名

2013-01-19 10:55:47 | 歌紀行
歌謡曲の題名 H25.

歌謡曲の中には○○のおんなという題名の歌が多い。そこでざっと調べてみた。

ア行・・・天草の女、飯坂の女、石見のおんな、魚沼の女、牛久の女、宇都宮の女、大阪の女、近江の女、

カ行・・・海峡のおんな、加賀の女、カスバの女、鎌倉の女、木曽路の女、

サ行・・・嵯峨野の女、薩摩の女、静岡の女、信濃路の女、新宿の女、清水港の女、湘南の女、

タ行・・・高山の女、紬の女、(年上の女)、

ナ行・・・(長崎の女)、浪花の女、日本の女、

ハ行・・・函館の女、浜木綿の女、

マ行・・・水戸の女、宮島の女、本島の女、明治一代女、

ヤ行・・・余市の女、横浜の女、米山の女、

昔々の想い出・歌紀行 1)

2011-09-23 15:18:56 | 歌紀行
H.23

昔、昔、昭和20年の秋だった。私は中学2年生で学徒動員から解放され、父母の故郷越後へ帰っていた。

北に弥彦山が見えた。農作業を手伝った。ご主人は兵隊から未だ戻っていなかった。

知り合いの若いお手伝いさんが来ていて、はぜ場で干した稲束を上から降し、リヤカーに山に積んで、

農道を引っ張り、納屋まで運んでおろす作業だった。

お手伝いさんが、おろす作業をしながら、口ずさんでいた歌が越後獅子であったことが、後年わかった。

お手伝いさんお元気であろうか。

越後獅子の歌を聞くと、当時の情景が鮮明に蘇る。


西条八十作詞

越後獅子

笛にうかれて逆立ちすれば
山が見えます ふるさとの
わたしゃみなしご 街道ぐらし
ながれながれの 越後獅子

今日も今日とて 親方さんに
芸がまずいと 叱られて
撥でぶたれて 空を見上げれば
泣いているよな 昼の月

うつや太鼓の音さえ悲し
雁が啼く啼く 城下町
暮れて恋しい 宿屋の灯
遠く眺めて ひと踊

ところ変れど 変わらぬものは
人の情けの 袖時雨
ぬれて涙で おさらばさらば
花に消えゆく 旅の獅子