大学の時から、3回は読み返している、吉田修一の『パレード』の映画版が、土曜から上映開始。
衝撃を受けるのは私たち「読者」だけ。すべて知っていたかのように。。。
キャストー。
香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介はしっくりくるけど(特に林遣都)、
藤原竜也がな。。確かに一番重要でより難しい役だと思うけど、
なんかイメージと合わない。陰気くさい。
人の本心ってやっぱり分からない。
信用してるのはいつも自分だけなのかもって思う。
だから怯えて出来る限り本当の自分を消したいって
こんな風にしか考えられない日もあれば、
人はみんな信用されたくて、みんな自分を愛してほしい
不器用さが裏目に出ているだけ。
人の本心を引き出したいって
こんな風に考える日もある。
どんなに知りたくても、人の本心って
いつだってわからないから。
なんで人間はうまく付き合えるんだろ。
うまく付き合ってることの方が怖い気がしてきた。
仲が悪いことの方が、すごく自然で健全な気がしてきた。。
あーだめだめ。
映画では、恐ろしさ、不気味さはまちがいなく半減してしまうだろうけど、
レイトショーで観に行く予定。