観たのに、記さないというのが
とても許されない行為のような気がして。
2013年10月に「5」を書いたぶりの観だめ集。
たくさんあるから、
たくさん抜けてそうだけど。
とりあえず。記録だけ。
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このあたりは、去年のちょうど今頃に観たものたち。
「髪結いの亭主」/1990年 フランス
監督・脚本:パトリス・ルコント
出演:ジャン・ロシュフォール、アンナ・ガリエナ、アンリー・ホッキング 他
「美しき諍い女(いさかいめ) 」と同時期(2014年2月)に観た。
THEフランス映画という感じで、邦画のようだった。
「17歳」/2013年 フランス
監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:マリーヌ・バクト、ジェラルディン・ペラス、フレデリック・ピエロ 他
「フランソワオゾンの最新作ということで、
公開初日に、シネリーブル神戸へ観に行った。
主演のマリーヌ・バクトが美しかった。
ストーリー的にも性描写が異常に多いのに、それも美しく感じさせるのは、
マリーヌ・バクトの魅力からか。
フランソワオゾン特有の物悲しさが良かった。」
・・・以上、当日に自分が記していた映画アプリの感想文より。
「モンパスナスの灯」/1958年 フランス
監督・脚本:ジャック・ベッケル
原作:ミシェル・ジョルジュ・ミシェル
出演:ジェラール・フィリップ、リノ・ヴァンチュラ、 アヌーク・エーメ 他
当時、読んでいた『フランス映画史の誘惑』と連動するカタチで、
ジャック・ベッケルの作品を選んだもの。
「モノクロ映像に、パリの暗い街がマッチしていて、
ある画家の晩年期の孤独や憂鬱が表現されていた。」
と当時は記しているが、
現在読んでいる『クリティカル文章術』のなかでは、
ダメな作品の一つとして遠回しに挙例されていた。
「アデル、ブルーは熱い色」/2013年 フランス
監督・脚本:アブデラティフ・ケシシュ
脚本:アブデラティフ・ケシシュ 、 ガリア・ラクロワ
出演:レア・セドゥ、アデル・エグザルコプロス、サリム・ケシュシュ他
こちらも映画館に脚を運んだもの。4月頃にレイトショーで。
最近、ものすごくキてる、レア・セドゥ。
彼女好きだな。
作品に、とても時間がかけられていた。
「映画史上に残るであろう2014年最大の問題作」と謳われるだけあり、
私的にも、ある意味かなりの問題作だった。
「地獄でなぜ悪い」/2013年 日本
監督・脚本:園子温
出演:國村隼、堤真一、二階堂ふみ、友近、長谷川博己 他
ブログにもさらっと書いてたけど、10月頃に鑑賞。
気分的に、邦画を。さらには園子温作品を選んだとき。
園子温には珍しい娯楽作と言われてるけど、
狂気に満ちたおもしろさは、真骨頂ではないか。
長谷川博己が開花させられていた。
国籍年齢性別問わず、異端児に惹かれるのは、
正当な世界や社会的な常識が、
どうしても好きになれないから。
「0.5ミリ」/2014年 日本
監督・脚本:安藤桃子
出演:安藤サクラ、織本順吉、木内みどり 他
こちらも、映画館で11月頃に。
安藤サクラさんの舞台挨拶付きで興奮。
介護をテーマにした作品。
家族っていいなー、ご年配っていいなーと改めて思う。
いつか両親がそうなっても、前向きに向き合えそう。
そんな、闇のない日本、を映していた。
姉が、一番知っている妹を
最大限生かすためにつくられた作品だとパンフに書いてあった。
姉妹だから、家族だから、解り合えているのって本当に素敵だな。
家族でつくられた、家族のための、あったかい作品。
「危険なプロット」/2012年 フランス
監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:ファブリス・ルキーニ、エルンスト・ウンハウワー、クリスティン・スコット・トーマス、エマニュエル・セニエ 他
これは最近観た。
「17歳」とは明らかに違い、
「スイミング・プール」に近い印象。
フランソワ・オゾンの世界観がとにかく好みだ。
複雑な内面を持つ繊細な役柄が多い。
奥の方にある、むずむずした感性を、
見透かされているような気分になる。
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いっぱい抜けてそうだけど、まあいいや。
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