久しぶりに邦画を観た。
よりによって園作品を選んだ。
レンタルショップでなんとなく選んだけど、
そうだろうな、今の状況だから
園作品を観たかったんだろうな。
準新作のたくさんの邦画が並ぶ棚は、
話題作ほど在庫が多い。当然でしょう。
けれど、在庫数とレンタル数は比例していない。
不思議です。
お客さん、目が肥えているのか、
ミーハーなのか、人間として求めたのか。
私もそう。
満島さん主演の「夏の終り」より、
今日は「地獄で何が悪い」を選んだんだから。
いや、「夏の終り」は劇場で観たけど。
中毒性なんてダサイ言葉ではなく、
園子温が謳う「生命力」ってやつですか。
そう、「生命力ってやつ」を今、欲していたんだわ。
暑苦しいほど狂気に満ちたおもしろさ。
そして、現実離れしてるのに、
かなりリアルな情景だったのではないか。
改めて表現っていいな。
私の「表現」、どこにいますか。
帰ってきてほしい。
ここにいるのに、身体の中から出て来れないでいるのか。
表現なのか感情なのか
解らなくなっているのか。
今日の一言。
「異端児を支持。」