事務局長通信

きょうされん支部・会員事業所の状況(2011年3月24日16時現在)

【青森】
・WaiWaiはうすコスモスからFAXが届きました。全員無事、建物の被害もありません。ガソリンを給油するのが大変なので作業所は休んでいるとの事です。

【岩手】
・昨日、佐々木さんと近藤さんが県社協に拠点づくりの件で相談に行きました。被害の大きい釜石市や大槻町に支援に入るため、宮古市に20人規模の拠点をつくる方向で検討してもらうことになりました(澤田さんからの報告です)。

【宮城】
・新たに、利用者と職員のご家族の方がお亡くなりになっていることがわかりました。ご冥福をお祈りいたします。どの施設もガソリン不足を訴えています。七ケ浜の作業所は電気がつき、蔵王町と亘理町の作業所の電話が使えるようになりました。ガスが使えるところは半数ほどです(宮城支部からの報告です)。

【福島】
<福島での拠点づくりを進めるための先遣チームの報告です。>
・今朝、福島支部長の和田さんと福島県自立生活センター協議会理事長の白石さんが、県に対して「被災地障がい者支援センターふくしま」を認知してもらうよう申し入れをしました。同時に県内市町村に障害のある人たちの名簿などを提供してもらえるよう働きかけて欲しい獅ィ願いしました。
・物資を障害のある人たちに届けることが困難になっています。バラバラになっている救援物資の調整が緊急の課題です。
<本日、先遣チームはいわき市に入りました。その報告です。>
・福島原発の避難エリアに、全盲の夫婦が取り残されていたことが、昨日の夕方判明するような状態です。
・いわき市のけやき共同作業所に訪問しましたが、未だに断水状態で、職員の家が流され、精神のメンバーの薬が入手できない状態です(本日午後、薬は入手できたようですが)。
・14メートルもの津波に襲われたいわき市植田町の「自由空間」という作業所は閉所していました。植田町から海側にある錦町の津波の被害は甚大でした(写真)。海から10数メートルの場所には高齢者のデイサービスがありましたが、果たして逃げることができたのか…。
・職員、利用者、家族は、余震と原発の不安を抱えながら、必死に生命をつないでいる状態でした。

■災害対策本部
・来週から、岩手、宮城、福島を中心に現地での支援活動を本格的に始めていきます。それにあたり、本日、各支部に救援スタッフの派遣依頼をしました。各支部で一旦集約し、登録を行っていく流れになります。会員をはじめ特段のご協力をお願いいたします。

■関係団体
・JDFは、厚生労働省へ「東北関東大震災に際してJDF緊急要望(3月24日版)」を提出しました。

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