十牛図という、禅僧なら誰でも知っている絵があり、その究極の10番目が次の通りです。
--------------------------------------------------------------------------------
入てん垂手(にってんすいしゅ)
「てん」は汚染した俗界のことであります。
垂手とは手を垂れることであり、人々に教え導くことであります。
汚染した世界に自ら飛び込んでいって人々を助け導く姿こそ最高の境地であります。
幸せを得ただけでは自分のみが幸せになっただけであり、たしかに自分は救われたがそれだけでは真の人間とは言えません。
すべての人を救い助けることが必要であります。
手はたれて足はそれなるおとこ山
かれたる枝に鳥や住むらん
--------------------------------------------------------------------------------
入てん垂手(にってんすいしゅ)
「てん」は汚染した俗界のことであります。
垂手とは手を垂れることであり、人々に教え導くことであります。
汚染した世界に自ら飛び込んでいって人々を助け導く姿こそ最高の境地であります。
幸せを得ただけでは自分のみが幸せになっただけであり、たしかに自分は救われたがそれだけでは真の人間とは言えません。
すべての人を救い助けることが必要であります。
手はたれて足はそれなるおとこ山
かれたる枝に鳥や住むらん