ここのところ夕食後にとんでもない睡魔が襲ってきます。
睡魔が来たときは本当になにもできなくなるのです。
今のところ睡魔は夕食から就寝までの間に固定されているようなのですが、いつに平時にくるかと不安になったので車の運転をなるだけ控えるようにしています。
だって車の運転中に突然どうしようもない睡魔に襲われたらと思うと....
このとんでもなくきつい睡魔が来るようになったのがコロナワクチン2回目を打ってからです。コロナワクチン抗体ができるまで1週間程度だっけ?それができるまでの辛抱だろうと強烈な睡魔と付き合っております。
この睡魔のせいで深夜のブログ書きが滞ってます。
ついては数日前の作業内容を今頃書いている次第です。
3日前(2021年9月20日)にしたスバル弄りです。
この日のスバル弄りは4時間でした。
トランク床鉄板を車体に貼り付ける段取り作業にやっとたどり着けました。
実際に貼り付け作業する前の工程になります。
段取りとしては
- 床鉄板が無いうちに錆取りしなければならない隙間を錆取り
- 糊代部分の塗装剝がしに錆落としをして鉄肌を露出
- 貼り付け箇所の位置最終調整
- リベット通し穴最終調整と、リベットサイズ確認
ここまでできたら、いよいよパネルボンド施工になると思います。
その錆取り作業1日目です。
錆取りも本当は1日で全部終わればいいのですが、私の車体は錆クズすぎて数日の工程になります。錆ではなく塗装剝がしだけだったらたいした作業じゃないんだけどね。錆落としだけは本当に大変です。
さて、どの部分から錆落としをするかですが....
私の場合は難易度の高いところからチマチマと作業するんです。
そうなると車体下に潜って仰向けになって錆クズを顔に浴びるところを攻略です。
それもトランク床裏と室内へ繋がる狭い隙間から行きましょう。
トランク内のペダルボックス取り付け箇所のすぐ下部分の鉄板です。
その鉄板の裏側を攻略です。
もちろんトランク内の表面も錆甲冑でえげつないのですが表面は工具が使えるので後回しですね。
室内側から見ると、運転席足元の狭い隙間部分になります。
そこに見えている天井になる面になります。
車体下から見ると、トランク床と室内床との接続部分て、そこが錆クズ欠損して口が開いているところです。
グラインダーが入れば錆取り作業も割りと楽に進むのですが、こんな隙間にグラインダーは入らないんです。リューターの刃先もちょっとしか入りません。
ついては自分の指先にサンドペーパーを巻いて地道に何時間も撫で続ける地獄になります。
さらにこの部分にはケーブル押さえクリップ欠損残骸が残ってます。その残骸も撤去しなければなりません。
残骸は溶接固定されているので難易度高いかと思いきや....
錆クズ酷すぎのためでしょう。ラジオペンチでつまんでクイックイッとねじると本当に少しずつめくれてくるのです。溶接箇所が錆浸透してダメダメってことですね。
一気に引っ張ると鉄板が裂けたりしかねないので地道に15分ぐらいラジオペンチをクイックイッて微速前進で残骸撤去成功です。
撤去したら同じようにクリップ再現を考えるのですが、この部分にハンダで貼りつけするのは....。ハンダ鏝入るかい?難易度高すぎでしっかりハンダ固定できるかい?
ここって、ハーネス固定クリップなら強力両面テープ貼り付けでええんちゃう?と考えました。
では錆取り開始です。室内に這いつくばって指を差し込んだり、車体下に寝転がって腕を上にあげて指を差し込んだり....。ともかく拷問体勢です。指が腕がつるんです。二の腕と腹筋と首の筋肉が悲鳴をあげます。
いろいろと試行錯誤して一番能率のいいのはトランク内側から手を差し込むやりかたです。でも、肝心の削り取りたい錆肌は直視できずなのよね。
そうだ鏡だよね。鏡を差し込んで指の位置を確認して、鏡を抜いて一身に指先でシコシコしたらいいんです。
というのを2時間30分ぐらいしましたよ。
指の感覚がおかしいよ。どんな拷問だよ。
で、ここまで錆取りできました。
もう私の指では苦痛です。ダメだ、これ以上磨き続けるのは嫌だと根を上げました。
プロはこういう隙間を錆取りできる便利な道具をもっているんでしょうね。
さてさて、今回の錆取りした部分は糊代箇所ではないんです。
ついては錆止め塗料(エポローバル)をペトペトと筆塗りしました。
これで難易度の高い錆箇所のひとつを攻略したぞ。
ここでクタクタになって終了です。
晩飯を食べるときに右手で箸が握れません。自分の右手がいうことききません。
嫁から「ワクチンで痺れて指がいうこときかんのか?」と真顔で心配された。
「ちゃうちゃう。指先で隙間の錆を2時間ぐらい撫で続けたら指が筋肉痛でいうこときかへんねん。」て言い訳したらあきれられた。
いいもん、俺っちには左手があるもん。って左手で箸を使うほうが、疲労困憊の右手より上手く口に運んでくれるという。
ははは。というオチがつきました。
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