2018年11月26日(月)
長崎に居留(?)して、はやく七年と8カ月。
今日は、予てから、「そこを、歩いてみたい!」と、思っていた、思案橋方面へ一人でかけた。
まずは、十字架塔のある、出島から出発。
中華街を通過。
江戸時代の中国人居留地を抜ける。
思案橋を超えるとかつて、遊郭のあった丸山という場所。
その最も奥まったところに、竜馬がいりびかっていたらしいという、
「花月」という料亭がある。
門をそっとくぐってみると、reservation only とあった。
横道を抜けると、
かつての遊郭の風情が幾分残されていた。
恐らく、観光客のために、あえてそうしてあるのだろうと思った。
赤い提灯も目につく。立て札を読むと、塀のつる草は、あえて、一般社会と区切る目印にもなっていたようだ。
長崎だけでなく、おそらく、日本全国から貧しい娘たちが売られてここにおらせられたのか。
その時代に於いては、ここは、かなり反映していた場所らしい。
けれど、ここで、どれだけの女性の涙が流されたことだろう。
「思案橋」の意味は、この橋を渡るべきか(遊郭に遊びにいくべきか)どうかを、思案したしたので、
「思案橋」と言ったそうだ。
フト、人生の光と影が目の前をよぎった。
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