猫まんじゅう犬まんじゅう

縁により家族となった5匹の猫と2匹の犬。
ふわふわの毎日に感謝しながら、
彷徨いながら歩むわが家の記録。

ちびクロ物語〜2日目〜

2017年09月23日 | ちびクロ


20日(水)朝のちびクロ。



ダンボールのお家では味気ないので
使っていなかった猫ベッドにお引越し。





あ、起きた。
寝ていることが多いけれど
細すぎる手足で、よくもぞもぞ移動して
落っこちそうで危なっかしい。

ミルクは相変わらず数滴しか飲まないので
朝いちばんに哺乳瓶と粉ミルクを
買ってきてもらった。

それでもやっぱり嫌がってあまり飲まない。
オシッコは相変わらずたくさんする。

すくにでも動物病院に連れて行きたかったけれど
水曜日は休診日。
昨夜よりよく動くし、よく声も出すし
明日の診察でも大丈夫だろうとなった。

いろいろ素人の診察。
目はぱっちり開いている。
何となく見えているし聞こえてもいる様子。
歯も生え始めている。

うーん、生後2〜3週間と思われる。
でもでもでも!
キッチンスケールで体重を測ってみると
100gしかない!
正常な成長だと300~400gになるらしいのに…

離乳の頃だろうから、試しに
ミルクと猫缶の柔らかいところを混ぜたのを
与えてみたが、やっぱりあまり食べたがらない。


ここまで痩せるものだろうか?
それともそもそも未熟気味で
母乳もうまく飲めなかったのか?


午後、Hさんがこれからのことを相談に来られた。

昨夜は夢中で、仔猫を救うことに
一生懸命だった3少年だけれど
野生の命を救ってしまったらどうなるか
最後まで命の責任を持てるのか、を
考えさせたいと。

だから、実際は可能でも
私のところでこのまま飼うという選択はないと
3少年には伝えたいとのことだった。

私はただの猫バカだけれど
なんてHさんはしっかりされているんだろう
子どもたちのことをとても考えてらっしゃるんだなと
感心してしまった。

翌日、学校が終わったらうちで3少年と
Hさんとで話し合いをすることになり
それまでにHさんが仔猫の引き取りをお願いすると
どうなるのか、動物愛護センターや交番に
聞いておくことになった。

ただただ命を救いたかっただけなのに
その後についてくる命の重さを突きつけられたら
自分たちだけで飼育することがまだできない
子どもたちは、どういう選択をするのか。

救ったことを後悔はさせたくないし
大人も考えさせられる機会となった。


夜はまた小春の代理母







小さすぎる手で、必死に
小春の毛をつかんでいるのが切なすぎる。



相変わらず小春は嫌がりもしないが無視



なんと奇跡のシンクロ


この時もまだ私は
元気に成長することを
信じて疑わなかった。

この日に『ちびクロ』という仮名をつけた。
かんばれ!ちびクロ
何度も声をかけた。
成長させてみせると誓っていたのに。


ちびクロ物語~3日目〜に続く。




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