猫まんじゅう犬まんじゅう

縁により家族となった5匹の猫と2匹の犬。
ふわふわの毎日に感謝しながら、
彷徨いながら歩むわが家の記録。

ちびクロ物語~初日~

2017年09月23日 | ちびクロ


さて、どーする?
とにかくググるググる。
まずは身体を温めると書いてある。
ビニール袋に入れてお湯を入れた洗面器に入れる。

その間に夫さんにドラッグストアに走ってもらい
(何せ夫さんもう後だったし)
スポイドとミルクを買ってきてもらった。
粉ミルクがなかったので
0歳仔猫のおやつ用牛乳で代用。



私も娘っ子以外への授乳は初めてだったが
5滴くらいは飲んでくれた。
オシッコもティッシュで軽くつついただけで
いとも簡単に排尿してくれ



うんちもこの時半分出てるの気づかなかったけど
この後ぽろんと米粒のひと回り大きいくらいのが出た。



またHさんから電話があって
息子さん共々ご主人さんから叱られたとのこと。
助けるのはいいが飼えないし世話もできないんだから
放っておくという選択肢もあっただろうと。

急を要するなら救急の動物病院に
うちがこれから連れて行きますと言われたのだけど
ミルクも少しだけど飲んだし
オシッコうんちも出たし
ぐったりしてることもないし
様子を見て、わが家のかかりつけの病院に
連れて行くので大丈夫とお答えした。

とにかく体温が下がらないようにするのが大事とのことで
仔猫の箱にお湯を入れたペットボトルを入れたりして
ふと…

こんなにわが家にゃ代理母がおるではないか
ということで



小春の背中に乗っけてみた。
小春ばーさんと仔猫の生命力を信じ
ノミや病気のことはちょっとこちらに置いて。
本当は先住と一緒にさせるのはいけないんだけど



なんか落ち着いてる?





ぱんこむ姉妹が生後2ヵ月くらいで来た時には
近寄ってこられるとしきりに威嚇していたものだけど
今や全てなすがままな小春。

かと言って、母性が目覚め舐めてやるというような
ことはなく、全く興味がない風である。

代わりに右往左往しているのがひなとなずなの黒組。
ぴーと鳴き声がするともうじっとしていられない。
嗅ぎまくって、くわえて行こうとする。
犬は母性本能が強いと聞くが、噛み殺されでもしたら
大変なので、とりあえず止めさせる。

ミルクはその後あんまり飲もうとしない。
こちらが下手なのもあるんだろうけど
スポイドを口に入れるのを小さい身体で必死に嫌がり
2滴くらいしか飲み込んでくれない。
オシッコだけはよく出ているので
逆に水分摂ってないのに大丈夫かと思うほど。

夜中もそんなことを繰り返し
ぴーぴー鳴く度様子をみるんだけど(特に黒組)
そのうちそれは寝返りを打つ度に鳴いていて
すぐまた静かになって寝ていることがわかり
こちらも数時間安眠してしまった。

ひなだけはその度そわそわしていたみたいだけど。

こうして初日の夜はこの小さな小さな命に
関わった人たちそれぞれがそれぞれの思いを抱え
朝を迎えたことだろう。

私は元気になることを
信じて疑わずにいた。




ちびクロ物語~2日目〜に続く。



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