葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

夏油君が主役。

2023-07-16 11:30:18 | 雑感

 以前にこんな記事を書いた。

 で、現在は呪術廻戦のアニメ第2期を録画して観ているわけで。
 となると先日オンエアされた#26「懐玉‐弐‐」での私の最注目シーンは、賞金に釣られた馬鹿呪詛師の爺さんVS夏油君の殺陣である。

 このシーン、単行本では夏油君が、刃物を持った爺さんの手を捌きつつ、左の掌打と右の裏拳を顔面に叩き込んでいた。
 掌打でしっかり首を捻って脳を揺らしていたから、裏拳は駄目押しっぽくて中々非情である。

 これがアニメでは、刃物を持った手に小手返しをかけて武装解除してから、左右の6連打を上下に打ち分けていたのだから、駄目押しというよりオーバーキル上等というか、やっぱりアニメだからオラオラっぽくボコボコにしてスカッとしてもらおうという演出なのかな、と感じたのであった。

 個人的な趣味でいえば、原作通りに2発で仕留めるのを観たかった気もする。
 例えば、掌打の勢いで後頭部を壁にめり込ませ、意識が飛んだ表情を見せてから、2発目はボディに肘を入れて戦闘不能状態で目を覚ましてもらうとか。
 …地味だな。

 ちなみに、冒頭で夏油君が紅茶を入れるシーンもかなり好きである。
 カップにお湯を注ぐと、パックから紅茶が滲み出てくる様が見事なのだ。
 これが昭和のアニメなら、お湯が注がれると紅茶パックが見えなくなって、色も一様に紅く染まっていったでのではなかろうか。
 いや、昭和でも監督の嗜好とか予算によっては細かい描写がなされたかもしれないが、それは多分少数派だと思う。

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