葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

年を取って得すること?

2010-10-03 10:22:06 | 雑感
 関西でも「けいおん!」が終わっちゃいました。(と言いつつ、実はまだ録画した番外編・真・最終回は観てない)

 私はほんの出来心のつもりで、第二期の途中から見始めたのですが、抜けられなくなって、第一期もDVDをレンタルして観てしまいました。
 以前にも書きましたが、カミさんと一緒に保護者目線で観てます。

 ちょっと昔のアニメ「美味しんぼ」は、巨大ロボットも魔球も必殺パンチも超能力もひみつ道具も無くても、ドラマの構築次第で大人の鑑賞に堪えうるアニメが作れる、という意味でテレビアニメの一つの転換点だったのではないかと思います。

 が、ここに来て「けいおん!」は、下手にドラマチックな展開など無くても、充分に面白いものが作れることを証明したということで、これまたテレビアニメの転換点になったのではないでしょうか。

 ・・・などと書いてはいますが、実は観始めた頃は、キャラクターの見分けがつかなくて困りました。
 いやそれこそ必殺技名でも叫んでくれれば見分けがつきやすいんですけど。
 2~3回観て、やっと見分けがつくようになりました。

 私が小学生の頃、ピンク・レディーのミーちゃんとケイちゃんの見分けがつかない、と大人が言っているのを聞いて、「そんなアホな」と思ったものです。
 WINKの頃も、まだまだ余裕で見分けがつきました。

 しかし、モー娘辺りから怪しくなってきて、AKBになるともうダメですね。見分けがつきません。

 私の母は、「若い人たちの名前を覚えられない、ってそれ以前に見分けがつかない」と言っていますが、私もそれに近くなってます。

 この分だと、80歳を過ぎる頃には、もう全ての女性が可愛く見えるのではないか?・・・と思うと、年を取るのも楽しみになってきます。

 しかし実際、可愛いと感じる基準って何なんでしょう。
 ここ最近で私が可愛いと思ったのは、「けいおん!」番外編中の軽音部紹介ビデオで、「あれ、平河さんだっけ?」と訊かれて振り返る娘さんですね。
 もう顔がどうこうより、あのタイミングで振り返るポジションにいるってこと自体が可愛いなと。

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