第5ポジションとは、所謂バレエの基本の立ち方のひとつである。
いや、第5ポジション「に」ハマっているのではない。
まあそういう意味合いもあるが。
第5ポジション「で」、股関節・膝関節・足関節が「ハマる」感覚が倍増したのだ。
もっとも私は身体が固い方なので、ちゃんとバレエをやっている人が見たら、苦笑されること請け合いなのだが。
バレエを専門的にやってはいないけれど、ちょっとトレーニングに取り入れたいという場合は、何といっても第1ポジションが筆頭に上がると思う。
かくいう私もそれなりに第1ポジションに取り組んではいたのだが、今一つ効果を感じられずにいたのだ。
かといってそれほどバレエに興味があるわけでもなし、第1ポジション以外の立ち方に手を出すのは欲張り過ぎだろうと思っていたのだが、3月の末頃にちょっと気が向いて、他のポジションも調べてみた。
すると。
第5ポジションを試した時に、冒頭のような「下肢の各関節がハマ」って、背骨から全身の軸が矯正されていくような感覚がわいたのだ。
第1~5ポジションには、股関節から開いた足を縦か横、どの程度の幅で置くかという違いしかないのだが、そのちょっとの幅の差が大きいようで、少なくとも私の場合、第5ポジションだけが体に「バチッとフィットした」のである。
それから約一か月。
その影響は立つ・歩く・走るといった動きの全てに影響を与えており、第5ポジションを試す前の私と今の私が駆けっこをしたら、まず間違いなく今の私が勝つと思う。
もしも第1ポジション「だけ」をトレーニングの一環として取り入れている人がいらっしゃるなら、騙されたと思って第5ポジション、もしくはその他のポジションを試してみてもよろしいのではなかろうか。
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