葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

クンダリーニというと大袈裟だが。

2018-12-09 09:03:08 | 養生
 骨盤底筋を体操で鍛える、というのは、ずいぶんテレビや雑誌で取り上げられていたように思うのだが、気が付くとそれほど目にしなくなったような気もする。
 そこそこ定着した、ということなのだろうか。
 それとも、効果が出るまでそれなりに時間がかかるので、飽きられてしまったのだろうか。

 骨盤底筋を鍛える目的といったら、頻尿対策がトップだと思うのだが、この秋頃から青竹踏みが彗星のごとく登場したので、地道に積み重ねなければならない骨盤底筋体操は、敬遠される運命にあるのかもしれない。

 だが、気功や太極拳の提肛やヨガのムーラバンダにもあるように、呼吸に合わせて骨盤底筋を操作するというのは、結構定番といえる。
 …いや、定番でありながら、その詳細はハッキリしているのだかいないのだかよく分からないともいえる。

 例えば、意識を集中するのは会陰なのか?尾てい骨か?
 ハンモック状の骨盤底筋と、ドーム状の横隔膜は、その連携を意識した方がいいのか?

 個人差は勿論あるわけだが、これは「正解が分からない」というより、「とにかく色々試せばいい」のだと思う。
 伝統というのは、本来そのぐらい懐が深く器が大きいからこそ長く続くのではないか。

 ちなみに私はどちらかというと、尾てい骨重視で、横隔膜は「骨盤底筋との連携」というより、むしろ横隔膜の方がメインだったりする。
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