能登半島地震から半年が経ったというのに現地の映像では1ヶ月どころか1週間後なのかと思わせるような場所が至るところに見受けられた。とにかく倒壊した家屋がそのままなのだ。たとえ住めるにしても水道が復旧してないところがまだあるという。いつからこんな後進国になってしまったのだろう。お金がないわけではない。別のためには湯水の如く無駄金を使っている。
24-7-1
熱中症にならないためにも水分補給を勧められているけれど水分の取り過ぎにも注意というからややこしい。暑さで汗がたくさん出て水分不足になるのはわかりやすいが取り過ぎにも注意とは聞いてみないとわからない。過剰摂取は血液量の増加につながり不要の水分が体内に残ってむくみの原因になったり血圧を高めたりするらしい。とはいえその加減には悩むところ。
24-7-2
20年振りに新札が出された。テレビではそれを求めて並んぶ人達や手にして喜んでいる人達を映していたが過去のような盛り上がりはないようだ。現金払いが当たり前だった時代からカード払いやスマホ払いに移行しているときだからそうなるだろう。若い人からはこれが最後の新札発行になるのではとの感想も聞こえてきた。お札はなくならないにしてもそれはあるかも。
24-7-3
続き。新札の製造の段階で偽造防止のホログラフィーの顔がお札の傾きによって顔の向きも同時に変わる技術を『世界で初めて』『世界で日本だけ』と強調して自慢されたが何だか寂しい気持ちになった。これから新たに世界に広まる技術や成長産業ならまだしも縮小していくだろう分野での自慢話は悲しくさえある。こんなところで自慢している場合ではないだろと思う。
24-7-4
呑み込むおいしさもあるかもしれないけれどかみしめるおいしさの方が捨てがたい。テレビなどでおいしさの代名詞のように『やわらか〜い』『とろける〜』を連発されるとそうなのかなと疑問になる。かめばかむほど味わい深くなりおいしさを増すものはたくさんあるのに。でも世の中の嗜好はそっちにあるらしい。パンも硬めのを食べたいが普段はなかなか手に入れられない。
24-7-5
最近閉館になった道新ホールには懐かしい思い出がある。大学2年の秋でまだ19歳のときに親しい仲間たちとブラザーズフォーのコンサートを聴きに行ったのがここだった。日本人外国人を問わず有名な歌手の歌を生で聞くのは初めてでわくわくして出掛けたのを覚えている。入場券がいくらだったのかは思い出せない。道新ホールはこれが最初で最後になってしまった。
24-7-6
食事でないときにほんの少しのタンパク質系を欲したときにこれまではひとくち用のチーズを食べていたが最近いいものをスーパーで見つけた。昔からあったものでスーパーにはずっと置いてあったはず。たまたま見つけて買ったのはカルパス。サラミに似ているがもっと気軽に食べらるるところがいい。だからつまみにもよく使われる。もうひとつ適当な硬さも気に入ってる。
24-7-7
柔よく剛を制す。水彩画の塗り過ぎた部分の絵の具を硬めの筆で拭い取ろうとしたが思うようにいかず柔らかい筆で優しくゆっくりやった方がうまくできることがわかった。そのとき、ふとこの言葉が頭に浮かんだ。強い力で強引にやった方がいいときもあるが弱い力で優しくやった方がいい場合もあるわけだ。社会でもこんな柔軟性としなやかさを身につけたいと願うのだが。
24-7-8
スーパーで豚カツを買う。ときどき体が要求していると感じるときがあって、そんなときはそれに応えてあげるようにしている。とくに卓球をした次の日にそうなることが多い。体が早く体力を回復させようと求めているのだろう。卓球の時間はほとんど休みなく打ち合い激しく動き回るので大汗をかき体力を消耗する。運動大好きだからこれが気持ちいい。でも補給も大事。
24-7-9
30㎝にも満たない小さな木の見事な世代交代。冬の間は成長するでも枯れるでもなくじっと同じ状態を保っていたというのに新しい葉が次第に伸びてしっかり葉を広げたとたんに黄色くなり始めポトリと落ちたのだ。まるで次の世代を見届けて安心したかのようにも思える。この木は鉢に入ったパキラという木で家に来てすでに5年以上経つ。部屋での貴重な緑の生き物。
24-7-10