『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』 20-4-1〜10

一日1錠飲むか、1時間歩くか。どちらを選ぶかと問われれば間違いなく後者を選ぶ。出掛けたときの1時間は無理なく達成できても家にいる日の1時間は動き出すまでにそれなりの努力が必要になる。そんなときは、降圧剤を服用しないためにはそのくらいの頑張りは当然と言い聞かすようにしている。それでも足りなかったときは別の日にその分を補えばいい。とにかく継続が大事。
20-4-1


自分で自分をほめてあげられることなんてまったくといっていいほど見つからないけれど、もし、ひとつだけ上げるとすれば、50歳のときに思い立って長距離を歩き始めたことだろうか。あのときの決行がなければ今の自分はいない気がする。約25㎞先の当別駅まで歩いたのだがヘトヘトだった。そこから21年が過ぎて、そのときよりも強い足でいられるのがありがたい。
20-4-2


かなり昔のDVDをレコーダーに入れるとパソコンに現れないうえに取り出しもできなくなってしまった。そこで、メーカーに電話すると、分解して取り出すより他に方法はなく、もしそれを頼むと4千円も掛かるという。それならばと分解の手順を聞いて自分でやり始めると分解に手間取りながらも2時間ほどで取り出せた。多分傷付いていたせいだろうが、余りに昔のものは要注意。
20-4-3


以前にも書いたがあえてまた書く。どうしても納得できないのが非常事態のはずなのに記者会見で使うクラスター、オーバーシュート、ロックダウンなどの言葉。なぜ集団感染、爆発的感染拡大、都市封鎖と言わないのだろう。まだ本当の危機意識を持っていないのか。間違いなく日本語の方がほとんどの人に恐怖が正しく伝わる。外国語を学ぶのは望む人が平穏なときにやればいい。
20-4-4


続き。さらに、政府関係者が会見で赤ちゃんへの感染を受けて「オールジェネレーションに感染拡大の危険性がある」と言った。どうして「あらゆる年齢と全ての世代に」と言わない。なぜ、こんな緊急の大事な場で学をひけらかす必要がある。たとえ平常だとしても『欧米か!』とツッコミたくなる。火事のときに家の中にいる人に「ハリーアップ ゴーアウト」と叫ぶようなもの。
20-4-5


英語にまつわる思い出がある。大学1年の夏に同級生達と海にキャンプに行ったとき、海で泳いでいるうちのひとりが突然溺れかかりバタバタし始めた。そこで発した言葉が『ヘルプ』だったのだ。浮き輪を投げて事なきを得たが、生死の瀬戸際でヘルプが出るとは本物だとその後も語り草になった。彼はいつも言動や服装に意識していて完璧に決めていたから、その評価も高まった。
20-4-6


昨日は2月10日以来ほぼ2ヶ月振りに北区体育館で卓球ができた。やっぱり、しっかり汗をかきながらの卓球は楽しいし気持ちもいい。散歩はいくら早足でも背中にすっすら汗をかく程度で流れてくることはない。体育館の利用者は3分の1ほどで卓球台もかなり空いていた。この状況からもまだまだコロナが収束してないのがうかがえる。また満杯になるのはいつの日か。
20-4-7


家の玄関前に放置されていた車によって起きた血圧の上昇や頭の変調から2週間が過ぎ、ようやく完全に治り元に戻れた気がする。衝撃的ではあったけど、たった1日のあれだけのことでここまで長引くとは思わなかった。もっと大きなストレスを抱え、それも長期間に渡っての人の苦しみの一端を知った思いだ。精神的な安定が体の安定に深く関わっているのはまぎれもない事実。
20-4-8


せっかく爽やかな気持ちになれる陽気に包まれた4月になっているはずなのに、コロナのおかげでそこに浸りきれないのが悲しい。どんよりとした空気がそんな爽やかさも覆っているようだ。今は見えない恐怖にすっかり支配されてしまった。子供の頃テレビで見たアメリカの番組の『ミステリーゾーン』で、宇宙からの侵入者(?)が細菌だという怖い内容を今でも覚えている。
20-4-9


憂慮、苦慮、苦悩、解雇、休業、延期、危機、懸念、自粛、延期、警戒、中止、損失、感染、これらは4月10日の新聞のコロナ関連の見出しの言葉。これだけたくさんあると不安にもなるが事の重大さを再確認して、しっかり予防せねばと思う。何か前向きの見出しはないかと探したら、ようやく見つけたのが、飛躍。いきなりそこまで求めないにしても、早く見たいのが、終息。
20-4-10













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