11月30日(金)堺市総合福祉会館にて、PTA人権研修会に参加しました。
演題『あらゆる暴力から子どもたちを守るためにできること ~子どもたちを被害者にも加害者にもさせないために~』
講師 北野真由美
CAPワークショップ(Child Assault Prevention)とは
子どもがいじめ、虐待、体罰など様々な暴力から自分の心とからだを守る暴力防止のための予防教育プログラムです。
参加者である子どもが主体となり、ロールプレイ(役割劇)を通して自ら考えて話し合い、自分たちは自分や友だちを守る力があることを確認します。
今回の公演では、『学校での体験』を子どもの立場になって考え、どうすれば良かったかを会場の方に問いかけながらわかりやすくアドバイスしていただきました。
CAPワークショップで中学校に行かれた時、不満を抱えた生徒に『どうして』と聞くと『大人はみんな良い子の言うことしか聞いてくれない』と答えたそうです。そこで『詳しく教えて。その意見は大事』と伝えると、その生徒は自分なりの考えを持って授業にも参加できたそうです。保護者も子ども一人一人が大切で、自分の意見、気持ちを考え、言葉にして伝えることができる環境が大切であるということを学びました。