にほひける。
にほひやかおり
匂いや香りは、
気配や雰囲気、「音」「色」と重なりあって紡ぎあうように。
この「音」は、耳ざわりのいい音ではなくて、
虫や鳥や、花・・そこにある生活の中の音
きしきし、コトコト、トントン・・・
心地よさの音(ね)となつかしさとなる響き、
ほっとする音。
「色」は、単一的な色やカラーというものではなく、
生活色や、そこにある色、陰影の美のように
深くふかく、心に染みいり、潤いとなってゆくような色がいい。
それぞれつたわる匂いや香りはちがっていて・・・・
ですが、どこか共感する匂いや香りもあって
笑顔や喜びへとつながります。
古代から、香(匂い)に対する感覚はあったそうで、
ある意味では、古代人の方が嗅覚が強かったとのことです。
もちろん、納得です。
甘い、渋いそして辛い・・匂いの美と味わい
そして時に、嗅覚が自身を守ってくれる。
にほひける
今のいまだけ
明日はない大切な時間の香りがします。
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