なまえ香の創り手ブログ

言葉のリズムと香を伝えるブログ。詠んでくださる方が清々しくそしてわくわく躍動になりますように☆

小雪(しょうせつ)二十四節気

2021-11-24 11:01:13 | 私のなまえ香~調香師の詩~


小雪

二十四節気

11月22日からはじまり。

ぐっと寒くなりました。

 

しずやかに木の葉が落ち、冷え込み厳しくなり

初雪が舞い始めます。

 

雨から雪へ

雨は浄化で動きがなくなるとされていて、

雪は浄化と同時に行動が生じるとのこと。

 

そう、

雪は森を潤して山を誘い、草花に笑みを川にゆらぎを。

そして大地の生命を担い、冬ならではの循環と支度をしてくださいます。

 

事始めのように。

 

しょうせつ

ことばの表情からも捉えてみました。

 

様々な情緒を受け入れるほどの凛とした表情

そして清らかな響きを奏でながら動き、洗練した姿見を。

みな平等に表現してくださいます。

 

初雪ならではの優雅な装いと、

どこか安らな心地が、神秘異次元空間へ

浄化たる音色が聴こえるように、捉えています。

 

ためらう情緒

降るか降らぬか

すぐ止み消えゆく動きをもみてとれます。

 

小雪、しとやかに

心放たれるような香しさがします。

 

 

 

寒さ深まります、体調ご自愛くださいませ

 

 

 

【写真は、なまえ香 季節限定香袋「冬、聖夜」新しくなりました)

 

 

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ゆらりのことば

2021-11-19 10:24:51 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

ゆらりと

軽やかに身体を動かす様子のことば

その他に ひらりと、ふわりとがあって

それぞれの動かす様子

 

ゆらゆらゆらり~

ひらりひらひら♪

ふわふわふわり。

 

リズムと音にゆだねて、軽やかに心を躍らせ 解き放たれるような言葉。

 

 

ゆらり、ひらり、ふわり

言葉の表情からもみてみました。

 

どれも3音ですが、拍の数が違うためリズムの違いが捉えられています。

全て、さっぱりとした音と軽やかな余韻をもち、

動かす様子ももっています。

 

そして、それぞれ繊細なる特徴も

ふわりは、和やかに親しみやすく身近に感じるほっとする軽やかな音色

ひらりは、若々しくて躍動をもった動き

ゆらりは、安らぎと純粋さによって奥ゆかしい感じ

 

言葉それぞれもつ特徴が、繊細でみえない雰囲気や音、間や響きとなって

伝えてくださいます。

 

甘やかにある軽やかで涼やかな香しさ

清らかの中の深みのある渋い香り、時々放たれる余韻、

そして淑やかな香りが、すっきりさを引き立てたり

 

 

情緒が心潤し、自然が整えてくれて

素敵な匂いと香りを運び、そして言葉の美で整うような

軽やかに心躍らせる時間を。

 

【写真は、なまえ香贈り物用おつつみ

ふわりきらりさらり凛】

 

 

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小春日和(こはるびより)ことば

2021-11-16 20:45:17 | 私のなまえ香~調香師の詩~


小春奏でる、

小春日和

(こはるびより)

 

ぬくもりのあるやさしい感じ

春のように、あたたかな

立冬を過ぎて暖かい晴れた日の名

小春日和

 

冷たい冬風がひと休みの間のうちに

暖かな日差しの奥ゆき

小春日和ならではの

上品な香りが流れてきます。

 

 

時は、小春(こはる)の、空間は小春日和。

 

ゆうゆうと、ほのぼのとした流れ

秘めた動きと鋭さから冬支度の音がします。

 

 

 

 

 

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立冬~二十四節気の言葉と香しさ

2021-11-12 20:59:28 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

りっとう

(立冬)

 

おそばせながらも、

11月7日頃より、立冬。

 

 

ゆるやかに日差しも弱まり、日暮れも早くなりました。

 

朝夕、ひやっと頬に冷たい風

手足も、冷たさを感じ始めるころとなります。

 

 

冬の気、冬は、陰となり、寒となる。

 

 

小春日和、冬ごもり、冬眠、冬支度、冬めく・・・

季節の言葉いそいそと、入れ替わり。

 

そのような中で、ほんのり小春の匂いかな♪

稲を刈り取った冬の田の情景に

秋の野山の小春日和のお昼寝

 

そして、すこしずつ冬眠へと

目にうつる景は、冬支度のはじまりと匂いがします。

 

 

ゆるやかな流れ、

みえない気風と匂いから

土の中、凍てつく水面下、冬木の装いへ舞台がかわります。

 

 

「りっとう」Riqto

ことばの表情からもみてみました。

 

まるで、日常の冬支度、冬眠文化といわんばかりの親しみやすさ。

そして、緊張感をもちながら、「冬の気立つ」音がします。

それは、水から氷へと緊張した感じ、

冷たいが、ぴしっと伝わる動きもみてとれます。

 

 

土の中、山の下の秘めた地なる動きが

いそいそ響きわたるように捉えられていて

それは現実的であり、合理的に重なりあっています。

 

 

冬のやわらかな陽と、冬風の清き匂いが、

美しい落日に曲線を描いてくださいます。

 

 

寒さ深まります

ご自愛くださいますように。

 

 

 

<写真:ありがとう 香袋も新調なりました>

 

 

 

 

 


紅葉のことば

2021-11-08 13:49:25 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

 

秋半ばから、木の葉っぱが黄色や赤色に
色づいていく紅葉(もみじ)

「こうえむ」とも詠み、

そして「こうよう」とも。

 

 

もみづる 色葉 夕紅葉 村紅葉
紅葉山 紅葉川
初紅葉 薄紅葉

 

それぞれのすがたかたち

繊細美と、微かな匂いが

冬はじまりをもおしえてくださいます。

 

 

「もみじ」と「こうよう」

言葉の表情から捉えてみました。


「こうよう」は、紅葉を主にしつつも寺院や神社、山や川と共にある美景。

お互い奏であうハーモニー


「もみじは」、一葉ひとはに焦点をあてて、食や旅を楽しむ

リズミカルな音がきこえてきます。

 

どちらも、高級感溢れ、上品な表情
時を越えても、 愛される親しみやすさ。

 

すーっと呼吸のしやすい香しさがします。

 

 

 

 

 

 

 

 


桂の花続きとことば

2021-11-04 13:04:39 | なまえ香いろいろ

 

冬らんまん

摘みたてた桂の花

少し調理し、数日おきました。

 

優しい香りにおちついてきましたところです。

 

大学病院で患者さんボランティア活動をされている

お客さまへ、11月プレゼント香と一緒に

お渡ししてみたいと思います。

 

 

 

 

とれた葉っぱです↓

葉は硬くて丈夫

 

 

「きんもくせい」「けいのはな」

ことばの響きからも見てみますと

溌剌とした表情やスピード感がありました。

香(こう)という言葉と正反対の表情をもっています。

 

 

 

こちらは

薬いらず?別名「いしゃいらず」ともいわれるアロエさん

年中育っています。

どれもこれも獲れたて太陽の生命力も感じます。

 

 

アロエさん助けてもらっています、ありがとう。

 いつも結局、自然のそのままのちからに戻ります。

 

 

 

 

 

お誕生日プレゼントの贈り香(おくりもの)

 

https://namaekou.jp