なまえ香の創り手ブログ

言葉のリズムと香を伝えるブログ。詠んでくださる方が清々しくそしてわくわく躍動になりますように☆

しんりょう・・・

2021-08-29 07:20:45 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

しんりょう

「新涼」

 

別名、 初涼   涼新た

時は今、

初秋ならではの涼しさの言葉。

 

しんりょう~

風や虫と共に、ゆかしくも、

さやかな夜風へと流れるような感じがします。

 

夏から秋へ

ちなみに「涼し」は、暑さに対することばで、夏の言葉。

 

 

ことばの響き表情からもみてみました

 

「しんりょう」は

清らかに流れるような動く表情と、

清潔感が放たれ、天高く秋の音が澄みきるような音。

 

「すずし」は、

優しく包みこむ陰なる表情によって

包みこまれる音、まるで涼に相応しい避暑ならではの

景が観えてくるようです。そして刹那のような音も。

 

 

それぞれ、言葉一つずつに繊細さがあって

それぞれの香しさも伝ってくるようです。

 

 

季節の変わり目、ご自愛くださいますように

 

 

 

 

【写真は、なまえ香袋季節限定「秋」】

デザインが新しくなりました。

 

お誕生日プレゼントに

あなたの名前で香を創るオーダーメイド

なまえ香

 


しょしょ・・・

2021-08-23 21:21:23 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

しょしょは、

処暑

8月23日から二十四節気の一つ、

新しい時候のはじまり。

 

いかがお過ごしでしょうか。

 

暑さが終わるころですけども、秋めくは程遠いです・・・

 

しょしょは、

子供の成長を願う「地蔵盆」の時期

赤いエプロンかけたお地蔵さんを微笑む姿を想像します

 

そして、虫の音もはじまりました。

秋の夜の、ゆらぎ音は、耳にとっても心地いい。

 

「しょしょ」

言葉の響きから捉えてみますと、

複雑つまりは、喜怒哀楽様々な感情が奥ゆかし

日本の言葉ならではの、情緒美が溢れています。

 

移ろいゆく情景にふさわしく、

変わらぬすがたに、安心という響きが

静なる音として表現されています。

 

 

処暑は、台風が多い時期・・

台風は、古語で野分(のわき・のわけ)

季節のことば。

 

 

天候荒が続きますが、野分が過ぎれば、

くっきりと秋めいて秋の音色がはじまります。

 

 

夏の疲れにも、まけませぬよう

身体内を冷やしすぎませんように。

 

 

【画像は花宴の紋~愉快なきもちへ】

 

 

 

 

 


ささめき・・・

2021-08-19 07:21:43 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

私語、耳語と書いて、

「ささめきごと」

ささめきごとは、ささめごとで

内緒話。

 

 

ひそひそばなし。

古きことばの大和言葉。

 

ひそひそ・・・

姿かたちが画かれることばのリズムがします。

 

 

「ささめきごと」

言葉の響きからみてみました。

 

喜怒哀楽そして異質な感性を捉えながら、

明るくもすがすがしい音色がします。

 

老若男女 笑いあり、涙あり

広く大きく包みこんでくださる温もりある響きを放っています。

 

 

話つきぬほどの

素直に語れるとっておきの、ささめきごとは

私語(しご)という言葉よりも情緒があります。

 

 

空気の澄みきった秋ならではの香しさと

お月さんを背に

愛しくも、ささめきたることを

 

 

ひそひそと。

 

【写真は、なまえ香袋「菊」です】

 

不老長寿と月

 

お試ししてみたい方へ

おためし香

 

 


なまえ香オプションアイテムのお知らせ

2021-08-17 07:38:15 | なまえ香お知らせ

 

なまえ香ご愛香ありがとうございます。

 

 

なまえ香オーダーメイドは

香袋+香メッセージで一つの品でお届けしています。

 

そして香メッセージをより詠んでもらいやすく・・

オプションアイテムとして登場します

 

「香メッセージ文字盛大サイズ」です。

 

現在、「文字サイズ大」サービスさせていただいておりますが、

 

さらに大きく~見やすく詠みやすく~

ご高齢の方や目が弱めの方へ

 

 

 

さらに、平安時代から届いたお手紙のよう・・

異次元の世界観をも愉しんでいただけますように

 

 

なまえ香

あなたの名前で香を創るオーダーメイド

お誕生日プレゼント

ご自身づかいとしても、愛香くださいませ

 


8月おためし香お手元へ&お客さまの感想メッセージ

2021-08-14 12:51:13 | お客さまからのメッセージ&声

 

なまえ香ブログご覧くださいまして

ありがとうございます。

 

8月おためし香お手元へ

 

「かなかな」の香しさをお届けしました

(かなかなのことば)

 

 

▽夏の暑さが落ち着くように、、

シンプルで静かな色目の和紙と共にお包み

土佐和紙も使いました

 

▽コロナ渦の中で、少しでもお役立てになって

楽しく愉快なひとときを

 

蝉のかたちに折った香袋もプレゼント

 

 

早速

お客様からもメッセージ

 

 

贈り物としてなまえ香を検討しており、お試しにと一先ず「おためし香」を選びました。 ポストに届いた封筒を開けた瞬間から、夏らしい香りが広がって、何だか涼しい気持ちに。 おためし香は一つではなく、いくつか小分けに包まれていたので、タンスの中やハンカチ入れに入れました。 タンスを開ける度に優しく香って、いい気持ちです。 夏らしいセミの形に折られたものは、可愛いので玄関棚に飾りました! 丁寧に梱包していただき、ありがとうございました!

 

お客さまからの感想メッセージ

封筒を開けた瞬間、夏らしくてとってもいい香りです!

9月の義母と実母の誕生日に、改めて贈りたいと思います!

 

 

 

 

大雨の中、無事にお手元にほっとしております

いつもお世話くださる

郵便配達員さん、ありがとございます(おじぎ)

 

 

 

なまえ香

新しいオプションも始まりました

ご愛香さまはじめ よい心地よく

清々しくなりますよう

 

 

日本語(大和言葉)から捉えた香しさ

夏の疲れが解けますように。

 

 

 


立秋・・・

2021-08-08 07:38:18 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

立秋(りっしゅう)

8月8日から

二十四節気のことば

 

”初めて秋の 気立つがゆゑ なれば也”

「暦便覧より」

 

秋へ進みますよ~の知らせ。

 

暑さも頂点から、ゆるやかに秋へ

そして、朝夜涼しい風が立ち始め、

夕を背に、カナカナと蜩の声♪

カナカナは、移りゆく季節の流れを誘う、

みちゆく奏でたる音がします。

 

 

立秋すぎても、まだ暑さが厳し

このことを「残暑、秋暑」

なぜ、こんなにも暑いのでしょうか・・・

 

 

「りっしゅう」

ことばの響きをみてみますと

大切にあたためていた陽の表情が躍動する響きを捉え

その内に優雅な響きが奏でるように、秋の憂いと美の余韻。

心地よい流れをもきこえてきます

 

 

夏は陽気を失いやすく

消耗しやすなるそうで、身体冷やしすぎませんように

夏野菜&果物で、

心の気をしずめ、夏の疲れも回復するようです。

 

 

残暑ご自愛くださいますよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


偽なまえ香ネットショップご注意ください

2021-08-06 15:54:18 | なまえ香お知らせ

 

 

なまえ香ご愛香ありがとうございます。

ブログご覧ありがとうございます。

 

 

今回は、なまえ香からの大切なお知らせをさせてください。

 

偽なまえ香ネットショップ、ご注意ください

 

なまえ香オーダーメイド商品は、

作り手ショップミンネ、iichi、クリーマ、amazonブランド登録

また最近では、gooマルシェさんにておためし香など

 

なまえ香ホームページはじめ、百貨店でのポップアップショップやネット

そして長年おつきあいの信頼あるお店さんアンテナショップのみで

なまえ香をご愛香いただいている、お客さまとのブランド価値も大切にしながら、

お一人ずつオーダー販売をしております。

 

ただ、

いかにも「なまえ香と取引店かのように」「全く同じ商品を割引価格」で

なまえ香が販売されているネットショップ等がございます。

 

なまえ香は、一切取引契約はなく全く関係ございません。

 

オーダーご購入は誤解のないよう

オーダーにあたってご遠慮なくお問い合わせくださいませ。

 

このような、心苦しい内容となりまして

失礼しました。

 

今後とも

なまえ香ブログ共々 よろしくお願い申します。

 

 

 

 

 

 


はっさく(八朔)。ことば

2021-08-03 07:32:00 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

はっさくは、八朔   

 陰暦8月1日のこと。

 

2日ご紹介が遅くなりました

 

八月朔日

時節は、早々と秋へ。

 

 

言葉の響きからは、

スピード感のある瞬発的な表情で

収穫、実りの質ある動作が捉えられいます。

 

この日は、

穀物実りの祈り

吉日として祝う日和

 

 

本来は農家の行年「田の実」の祝のこと

その年、取れた穀物を神に供えて、

主家や知人に贈ったという古代文化。

 

今でいいますと、中元

 

 

私の元にも、穀物をとどけてくださいました(感謝)

 

天の恵みをうけ、作物ができあがる神秘な技に

感謝をこめて

仕合せへと響かせる

 

 

 

この先、食べ物が貴重となる存在時代へ

 

香しさ、匂い、音、水、風・・

 

失われつつある情緒や情景が

 

より美しく描かれますように

 

 

 

https://namaekou.jp/shop