なまえ香の創り手ブログ

言葉のリズムと香を伝えるブログ。詠んでくださる方が清々しくそしてわくわく躍動になりますように☆

桂の花が咲きました。木犀の香り。

2021-10-31 14:02:03 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 


桂花は、桂の花、木犀。

初めて植えた桂の花、咲きました。

 

 

【写真は、摘みたて 花一片それぞれ】

 


天候不安もありましたが、がんばってと声をかけながら

みるみると、何回も何度も鉢を代え

大きくなりました。

 


10月上旬中旬から、白い花がちらほら

そして黄い花へ

金木犀が咲きました。

 

それぞれの本来の香しさを体感はじまり。

 

金木犀になると、香満つです。

日に日に香りが濃く強くなってきます。

存在感を放つ、主張する強い香り。

 

初めはとてもいい薫りですが、

常に傍にある香りとなると・・ちょっとキツイと感じます。

 

時々、薫りにいくというかたちがおすすめです。

 

 

白い花は銀木犀、黄色は金木犀、

これら秋の植物、中国産のため日本では実がならないとのことです。

 

中国と日本では大地も違うからでしょうか

 

【写真は、白い花のとき】

 


そのため、波動に乗って心地よく飛び、

蜜や循環を担う

モンシロチョウさんなど蝶々たちにとっては、

嫌いな香りのようで、近づかないそうです。

 

 

 

金木犀の香りは、トイレのイメージが強いように

神社や公共のトイレの前に植えられている所をみかけます。

 

 

そして、この木犀

桂の花は、中国古代も、桂花茶としてお茶にしたり、

他の香などを添え工夫して、生活の中で香りを楽しむものとされています

 

 

●高さ150センチほど、たくさん花咲く。

 

 


黄色になってしまいましたが、花を摘んでみようと思います。

 

 

ひと花ずつとなると、上品な、ややおちついた香り。

 

可愛らしい花のかたち。

 

花好き 母へも

金木犀をつかった香試作を持っていこうと思います

 

 

 


皆さまにとって、秋爛漫時間となりますように。

 

 

お誕生日プレゼント

あなたの名前で香を創るオーダーメイド

なまえ香

https://namaekou.jp

 

 

 

<ご案内>

京都文化博物館1階ミュージアムショップ内で期間限定香「ありがとう」「しあわせ」

の香を下記限定香袋で展開中。お近くの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

 

 

 

 

 


11月のおためし香は紅葉(もみじ)のことば香

2021-10-27 10:53:23 | なまえ香お知らせ

 


なまえ香ならではの香しさを

まずはお試し「おためし香」お知らせ。

 

試してみたい方へ
また、香しさをお愉しみとしてもおすすめています。

 

 

☆毎月、節気や風情などから言葉を選んでいます☆

ことばと共に香しさを

 


 11 月は、    紅葉(もみじ)の言葉の香

 

 

秋半ばから木の葉っぱが黄色や赤色に色づいてゆく

紅葉(もみじ)「こうよう」とも言い
別名「こうえむ」

 

 

黄色から、しだいに紅葉色
万葉の時代には黄葉で「もみじ」と詠まれていて
古今和歌集から紅葉となったと記されています。

 

 

奥ゆきのある上品なことばの表情を添えながら

渋味ある風情そして、孤高な音が刹那的にきこえてきます。



もみじは、赤ちゃんの手のひらのように
可愛らしいかたち。

このすがたかたちも表情からみてとれています。

 

あふれる紅葉に、ほっこり。

どこかほっとするような余韻ある香り。

 

 

今月も、たのしく仕立てさせていただきます。

 

 

 

 

おためし香もたくさんのことばが積みあがってきました

 

 

 

【写真は、なまえ香季節限定秋の香袋です】

11月おためし香「紅葉(もみじ)」香(送料無料)

 


霜降そうこう二十四節気のことば 2

2021-10-25 09:25:11 | 私のなまえ香~調香師の詩~

霜降

(そうこう)

 

 

 

そうこう(soukou) 

さらに、言葉の表情あわせてみてみますと、

 

有と無が均等の音色をもち、4音4拍。

平行といいますか、バランスのよい響きがします。

 

古代より、四角につうじる4の数字は、

物質の世界の基礎的な元素の数字ともされていたそうです。

マンダラ、仏教の世界はじめ空間認識など

私たちにとって、どこか安心するようなかたちでもあるようです。

 

 

 

そうこう

麗しいという言葉が似合いそうな時空間

響きわたるようです。

 

そうこうたる香しさにある情景は

バランスにつうじる

余白の香りのよう。

 

気づきある人しかわからないようなこの香。

やさしいの世界観でしょうか。

 

 

嗅覚は、特に五感の中でもいちばん

使われなくなってしまった、大事な感覚であり、

研ぎ澄ますことが大切な部分とのことです。

 

それは、濁ったものや本質とはなれたものから

守ってくださるような

清々しく冴えわたり直感が導いてくださるからです。

 

 

 

しとやかな曲線が、音なき音をたてながら

ゆるやかな循環がさらに はじまります・・・

 

寒暖差そして、心身大事くださいませ。

 

 

 

※言葉の表情

言葉を伝える時に、意味とイメージを受け止めます。

このイメージの音・響き・リズムの部分をさしています。

そして大和言葉(祖語)をもとに表情を詠んでいます。

 

 

 

 

【写真は、なまえ香贈り物お包み 鈴りん+凛(紫色)】


霜降そうこう二十四節気のことば 1

2021-10-24 09:34:50 | 私のなまえ香~調香師の詩~

そうこう(霜降)

 

10月23日から時節

二十四節気のひとつ

そうこう

 

しとやかにゆかしくも、とどまりゆく言葉

 

霜が降りて、また楓はじめ葉が紅葉へ

日本が晩秋と染まりはじめます。

朝晩の冷え込みが厳しくなり冬支度の合図

寒くなれば、なるほど紅葉が美しくなるとのこと。

 

さらに空気が冷えて澄み

冬空は、きらきら・・星が輝きをまして

文様のように表現してくださいます。

 

 

そうこう(Soukou)

言葉の表情からみてみました

 

淑やかなる高級な響き、そして上品な音色は全体的信頼を捉え、

暖かな表情が包みこまれています。

 

動きがとまる虫たちの音色もしっかりと動きなくとらえています。

 

そうこうたる音(ね)と時(じ)。

 

 

大和言葉ならではの奥ゆきある風情に乗って

淑やかな香りが、きこえてきます。

 

【写真は、なまえ香袋季節限定  新調しました】

 

 

かぐや姫の香


おためし香&かぐやひめ

2021-10-20 21:33:22 | なまえ香のこと

 


なまえ香ならではの、香しさを

 

おためし香「かぐやひめ」お手元へ

 

かぐやひめkaguyahime

神々しく穏やかに・・

月と重なりゆくように神秘的なイメージを与える月人のよう。

けど、親しみやすく清潔感ある姿見と可愛らしい佇まい、

優雅な世界観をも表現する

清く美しい音色が奏でられています。

 

かぐやひめ(香具也姫香合)の香は

古来にも存在しており、月と繋がりを通じ焚きしめられておりました。

 

今宵はてと、満月。

 

 

 

今回は、ポップアップショップで展開中の、限定香袋に

入れて同封させていただきました。

 

 

かぐや姫さん、着物でなくワンピース。

なまえ香アイテムの和紙風合もご体感を。

 

 

ギャラリー展でかぐやひめの香りを知り、おためし香を知って購入くださった方、

ワンピース可愛いとのご感想、このたびもありがとうございました。

 

 

▲小さなサイズの香包みが入っています。

 

 

 

かぐやひめ

月の世界への縁深い表情は、

複雑さが少ないところあわせ言葉の表情に捉えられています。

 

月は陰、

しとやかなる女人と深くつうづるかぐやひめ。

ことばの響きからも、陰が捉えられていて、

秘めた想いを静かに強く、そして繊細ゆえの儚さ。

 

 

やさしい気持ちになれそうな

 

たのしい気持ちになりそうな

 

忍ばせていただきますよう。

 

 

そして

リピート定期ご購入さんへも、プレゼントとして

それぞれのなまえ香で同封させていただきました。

 

このたびも、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 


すてきな書と匂いとひととき。

2021-10-14 19:19:19 | なまえ香いろいろ

 

 

かな文字、漢字・・書道の美

筆文字は、なんとまあ美し。

 

「なまえ香」を筆で書いていただいた友人の亡父さまが

所属の展覧会開催されていました。

 

 

小さなお子さんから、ご年配の方まで

年に一度の発表会。

 

 

偶然にも、なまえ香お包みアイテム名

ふわり・さらり・きらり・ゆらり・

日本の言葉が表現された素敵な詩歌。

 

 

 

 

 

 

 

 

森野さまともお話させてもらいました。

亡小山さんが、引き合わせてくださったのでしょうか

偶然、みかけた発表会で

出会うことができました。

 

 

そして、なんとも、驚き

源氏物語の一部を

かな綴られた作品

 

 

 

思いおこすこと数年前

なまえ香の文字を

小山さんが書いてくださり

そして、ロゴにしました。

 

 

私の詩歌を筆綴りに

プレゼントくださり

上品で美しい書体を知りました。

 

やさしい余韻がして、

墨の色も繊細で香しいがみえてきそうな。

 

大切に今も飾らせていただいています。

 

 

 

 

 

龍雲会の書道教室は、

森野そう(王宗)山先生

ほぼ毎日、実施されています。

 

 

 

 

 

 


秋。虫が奏でる響き

2021-10-11 20:44:33 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

「虫」は、

秋、草むらで鳴く虫のみのことをさします。

 

コロコロ~♪♪と、蟋蟀は別名ちちろ。

りーんりん♪♪と、鈴虫が

ルルル~♪♪と、松虫も

秋の虫の音楽会。♪

 

虫の音色は、風情が相応しい。

場所や時、そして数によって、

さらにそのときの心情によって感じ方も違います。

 

そしてこの虫の音

日本人だからこそ、心地よいゆらぎとして聴くことができるそうです。

虫の音は、1/fゆらぎともいわれていて、波の音などと同じ癒し効果とのこと。

 

日常の傍にある虫が助けてくれている、

月も心地よく聴いているように煌々と。

 

 

草むらに存在する虫、

夜更けも、土の循環など役目もしながら

今宵も美しく情景を引き立てくださいますこと

 

秋の夜のやわらかな匂いと共に。

 

 

 

 

 

 

お誕生日プレゼントに

あなたの名前から香を仕立てるオーダーメイド

なまえ香

 


期間限定の香 その2

2021-10-09 10:07:41 | なまえ香お知らせ

 

 

 

むらさきしきぶ(紫式部)香も

期間販売いただくこととなりました。

(お言葉に甘えました)

 

紫式部  murasakishikibuの

名前の表情から捉えて、香で表現しました。

さっぱりとした方の香しさに

爽やかさで軽やかな音色をもっています。

 

老若男女問わず好感高く気に入っていただける香しさです。

 

個人的にも好きな香しさ上位です。

スケジュールノートに忍ばせております。

 

平安朝の姿がゆるやかな気持ちにも

してくださいます。

 

 

 

天高い秋のような清らかさです。

 

 

 

 

 

京都文化博物館本館1階エントランスミュージアムショップ内

・営業時間:10:00−18:00(金曜日は19:30)

 

 

 

 

 

 

 

お誕生日プレゼント

なまえ香

お一人ずつ仕立てさせていただいております。


期間限定の香袋を創りました。

2021-10-06 12:34:01 | なまえ香お知らせ

 

 

催し限定の香袋です。

和紙でひと折りずつ

山折り谷折り・・・

香をいれ、仕上げました。

 

 

すべてなまえ香オーダーメイドで使用する和紙を

使ってご体感できるように。

 

 

今回10月9日から京都文化博物館で

特別展「創業200周年記念 フィンレイソン展」

期間限定の香を販売いただきます。

 

 

「ありがとう」「しあわせ」の

2つの言葉の表情から捉えた香

 

 

「ありがとう(有難し)」

「しあわせ(仕合せ)」

ことばメッセージカードも同封させてもらいました。

 

 

ショップさんも可愛いといってくださり

ほっ。

 

 

和紙に触れる機会、そして大和言葉の美を香しさと共に

 

 

期間中のみ販売していただきます。

よろしくお願いいたします。

 

 

京都文化博物館本館1階エントランスミュージアムショップ内

・営業時間:10:00−18:00(金曜日は19:30)

 

 

 

 

 

おためし香は、かぐやひめ

 

 


ゆふうら・・・

2021-10-04 20:49:17 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

夕づく(ゆふづく)

夕方になっていく・・・

 

雨はたと止んで、眼下はては神社の辺りを

いつもより大きく照らし放ちながら、太陽が沈んでゆかれました。

夕日

 

ゆふうら

夕方、道端にたって、人の言葉を聞いて吉凶みることを

指すそうです。

 

ことばの響きから捉えてみると、

流れるように、ゆるやかに動きゆくリズム

永久たる音色が、優しくも唱えているようです。

 

ゆふうら、

漢字は夕占で

ゆふうらは(yuhuura)は日本の祖語で大和言葉。

ゆふけとも読むそうです。

 

古代は、易になるのでしょうか。

卓越した鋭い五感と動物的感覚

神聖な情景や、

麗しい匂いを背に

言葉が道しるべとなっていたかと感じます。

 

沈みゆく陽を、包みこむように

柔らかな水面が心地よく

夕の匂いに嗅覚を研ぎ澄まさせていただきました。

 

 

 

 

なまえ香、初めて香袋を新調しました。

飛翔、羽ばたく鳥を背に載せて。

あなたの香しさと共に。

ひと折りふた折り・・

 

 

 

 

 

 

大切な人へのお誕生日プレゼント

名前の表情から捉え、香を調合するオーダーメイド

なまえ香