なまえ香の創り手ブログ

言葉のリズムと香を伝えるブログ。詠んでくださる方が清々しくそしてわくわく躍動になりますように☆

大寒(だいかん)ことば<音声付けました>

2022-01-27 22:07:34 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

大寒

(だいかん)

 

寒中お見舞い申し上げます

 

1月21日ごろ二十四節気のひとつ

「大寒」は、

北風も吹き、雪もひどく、はげしくなることから

大寒と呼ばれ、冬も本格的となりますよ~と、

古代の人たちから、伝えてくださっている言葉のよう。

 

大寒(だいかん)は、

他に寒(かん)という言葉もあり

2月4日までの春はじまりまでを表現。

 

 

ことばの表情からも捉えてみました

 

すっきりとした表情と共に、

奥深くも静と動が行き交う音が捉えられています。

そう、

雪(ゆき)のことばにもある優雅さや神秘たる響きと、

ぬくもりも同じように見え隠れしているような感じ。

 

 

そして「ん」は、運めぐるともされますが、

単音でない、「だいかん」音の連なりと響きあいによって

この時節の詩情を高め、雪舞うように音色がきこえてくるように

奏でているのです。

 

 

 

なまえ香の考える

音や響きとは耳障りのいい音の流れではなく

その言葉に秘められた「こころ」に

ふさわしい音表情を持つ「才華」と捉えた考え方です。

 

 

しんしんと降る雪の匂い・・

冷え切った頬を伝う風の香りと、冬木包まれゆく

寒の香りがします。

 

 

乾燥しやすい時期ご自愛くださいませ

 

 

音声はこちら(3分42秒)

https://u8kv3.app.goo.gl/v5aHh

 

 

あなたの名前から香を創るオーダーメイド


あふれる南天

2022-01-17 09:39:57 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

 

縁起よき、難も転じるとされる南天

災いあっても、最後には福を掴むとされています。

 

 

心新たな年に相応しくも、お上品な存在

 

 

たくさん庭に咲く南天さんちょうだいしました

御裾分けもして、あちこち南天さんも喜んでいそうです

 

 

「南天の実」は、秋のことば季語

「南天の花」は、夏のことば季語

日本のことばの繊細さが、伝わってくる季節の言葉♪

 

 

延命長寿の想い秘められた南天は、

箸として、お守りとして作られていたそうです。

 

 

そして、南天文として、お着物や帯、漆器に用いられ

災いから守る、何があっても福となるのです。

 

 

 

なまえ香の当初からの香袋に南天文を載せています

災いあっても、福となり

青海波が未来永却を、そして新しく飛翔ものせて。

 

 

澄みきった匂いがする南天さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こぞ・・のことば

2022-01-12 17:25:30 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

こぞは、

「去年・昨年」の古語

 

 

こぞゆきし、こぞゆかれし・・

そっと、もの語りを添えるような、やさしい音がきこえてきます。

 

その音には、悲しみや苦しみ喜びや楽しみ

たくさんの出来事が、曲線となって重なりあって

聴こえ伝わってきます。

 

こぞ。

現在は、きょねんと呼び、聞きます。

 

こぞ、

言葉の表情からも捉えてみました

 

過ぎゆく時間は、美ともなり。

永遠に変わらない、安定した響きをもつように

懐かしさ、思い出と繋がるような表情も捉えています。

 

きょねんは、

現代的そして合理的で複雑さにある様々な曖昧さ。

業務的な言葉として一般的である表情も捉えているようです。

 

 

 

こぞは、古代コードのような秘められた時空の余韻

そして

こぞは、日本の繊細な匂いに相応しい。

 

風運ぶ香りの中に、匂う情景や心の機微を呼び起こし

陰影にある光射す風の余韻に気づきを

 

香りだけでないその人だけの香りと共に

美しくも繊細に

今という現実に調和していきますように。

 

 

 

 

 

 

あなたの名前で香を創ります

オーダーメイド

なまえ香

 


今年もよろしくお願い申します&おためし香<音声挨拶付けました>

2022-01-03 12:26:18 | なまえ香お知らせ

 

みなさまのご健康、そして躍動となりますように

本年もよろしくお願い申します

 

昨年も購入くださったり、ご無沙汰にオーダーいただいたり

また新たにオーダーメイドでなまえ香を、

そして贈り物ご活用あわせご愛香ありがとうございました。

 

 

はじめての方も、お気軽に問い合わせくださいませ。

香のこと、言葉のことも。

 

 

 

●まだまだこれからのなまえ香、手にとっていただく機会を●

 

ポップアップショップ展開もご協力のもと始めさせていただいており

新しく木屋町二条にある貝葉書院(寛永、1681年創業の一切経版元)さんも

置いてくださることとなりました。

 

昔々、素敵な匂い袋もひとつずつ縫い作られていたというお店さん

そして、新しい香りそして香袋もご意見&一緒に創らせていただきました。

「きやまちにじょう香」完成。

 

 

じつは、5年も前から訪れていた大好きなお店。

 

お店は、清々しくも無音と奥ゆきのある匂いが和やかになる空気感。

並んでいる品物も幼い頃を思い出すような、とても好きな空間のため、

お話ができたりおしえていただいたり。

 

町の匂い雰囲気と共にお近くにいらしたときは、ぜひお立ち寄りくださりませ。

清々しい空間のお店さんです。貝葉書院 京都市中京区二条通木屋町西入

【写真は貝葉書院さんでお求めいただけます。既にホームページに掲載】

 

 

 

1月おためし香「ありがとう」又は「はんなり」言葉の香りにしました。

 

新調させていただきました香袋、

2つの香を1月おためし香とさせていただきました。

 

ご愛香みなさまからも好評でほっ。と、しています。

 

「ありがとう」の香をしのばせて、心もち豊かに

「はんなり」の香をしのばせて、躍動たる振動を。

 

御礼プレゼントとして、ご自身の心持ちに。

 

 

 

※昨年4月に恩人が他界しましたため、少しばかり新年挨拶を控えめにさせていただいております

 

 

本年もよろしくお願いします

 

 

 

 

1月おためし香『はんなり』香 or『ありがとう』香

 

 

※音声ご挨拶つけました

(4分31秒)

https://u8kv3.app.goo.gl/ENEb8