なまえ香の創り手ブログ

言葉のリズムと香を伝えるブログ。詠んでくださる方が清々しくそしてわくわく躍動になりますように☆

秋の海のことば

2022-10-24 11:06:11 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

天高い秋の空

音の響きが澄み切った空を打ち破るように鋭かったり

冴え拡がるほどに、草木葉の薫りが染み入ります

 

いつもなまえ香のブログを読んでくださいますかた

ありがとうございます

 

秋の海

もうすぐ海が見えてきますよ~と、

言わんばかりに

磯の匂いが伝わってきて海一面の景となります。

 

秋と海、季節にずれがあるような言葉ですが、

季節のことばとして、秋は「秋の海」

特に今年は、海辺が心地いい感覚。

 

収穫したばかりの林檎をデザートにする秋に

金木犀の香りが満つ町や寺院であったり

四季も戸惑い、でも奏で合ふ美しさ

 

 

そして変わらずも、

天や風そして植物や香りが

四季の移り変わりをしっかりと表現してくださります

 

 

四季を感じ楽しむことができること

自然は強くて優しいものです

 

 

 

秋の海、秋の波、秋の浜

爽やかになる空間。

 

秋の海(あきのうみ)

言葉の表情からもみてみました

 

 


普通の言葉ではありますけども、

「あきのうみ」にさまざまな言葉を添えることで

素敵な景色が仕上がるかと思います。爽やかな海の様子を感じるように、

新鮮で澄んだ開放感ある表情も捉えています。

しっとりとした落ち着きも、優雅さも無しですけども親しみのある音がバランスよく表現され、

誰もが爽やかに開放的になれる響き

どのような言葉が添えられても、リズミカルに躍動できるような

後味のないすっきりとした感じがします。

 

 

 

 

遠方から感じる秋の香りに

「海」や「川」「浜」

いろんな景色それぞれの香りがまた繊細に違って、

学びになる貴重な時間をいただきました。

 

 

 

お一人ずつしてさせていただく

なまえ香

 

 

五感を研ぎ澄ます

呼吸と風と自然と。

 

 

 

 

 

はじまりの音
はじまりの音 - ことばの音色が好き。幼い頃からことばに支えられました。

意味は解からなくともその言葉一つ一つにリズムや音、文の連なりに色や音を感じたものです。

 

 

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徳川美術館「徳川香」販売はじまりました。

 

 

 

 

 


秋分(しゅうぶん)ことば

2022-09-23 21:06:31 | 私のなまえ香~調香師の詩~



秋分(しゅうぶん)

 9月22日~24日頃

 23日 秋分の日

 二十四節気の言葉のひとつ 「秋分しゅうぶん」

 

"陰陽の中分となれば也"(暦便覧より) 

 太陽と月の時間が半分こ。

この日、時間は昼夜がほぼ同じ。

 

 

今年23日は、台風や大雨で太陽の姿わからず、月も観えぬとなりましたが 

秋彼岸の中日でもあって、祖先を敬い亡くなった人たちを偲ぶ時 

天候晴れでなく、台風という模様となりました。

ですが、お彼岸さんはまだ続きます♪

 

秋分は、仲秋

暑さ薄れ、朝はやや冷たさを感じはじめますよというお知らせ。

古代祖先はじめ今もなお、農作物も収穫を終えつつ

少しばかりゆっくりしながら、農道はじめ墓地には、彼岸花(曼殊沙華)も ちらほらと。

 

お目見えの美しい情景は、今ならではの空間たる香り☆

 

 

「しゅうぶん 」

言葉の表情からも捉えてみました

 

 奥ゆきのある不透明な表情も捉えながら、爽やかな秋ならではの新鮮な風情の 音色もみられます。

ウ・オ音の連なりによって揺らぎのない落ち着いた感じが響きとなって表現されていて。 

静粛した心地よい風の音のような、でも重々しさが安定感となって

時代を超えて存在する 節気ならではの言葉の表情を捉えていると改めて感じました。

 

 

 

 

何気ない寒暖差が体調へと影響しますので、ご自愛ください。

 秋の食べ物で整えてくださりませ☆

 

 

 

オリジナルの香り販売はじまりました

徳川美術館さんと共に

徳川の香を創らせていただきました

 

 

 

『オリジナルの香り「徳川の香」販売お知らせ』

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 いつもブログをご覧くださってありがとうございます  9月も半ばすぎ、台風もあけてぐぐっと秋。涼しさも少しずつ感じはじめました。  気温変化に体調ご自愛くださ…

私のなまえ香 ~調香師の詩~

 

 

 

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さわやかさやかの言葉

2022-09-06 22:26:32 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

さわやかとさやかなことば

 

さわやかさやか

さやかなりは、清かなり。

 

「さわやか」の響きもいいけども、

「さやかな」の放たれる音とリズムのほうが、

心地よく感じるこの頃

秋の空間にいるからでしょうか。

 

 

「さわやか」も、「さやか」も

清かにはっきりとした秋ならではの言葉で

音も声も澄み切っていることを表す意味。

 

それぞれ描かれる景色や場面によって、

繊細なリズムと響きを感じます。

 

 

「さわやか」「さやか」

言葉の響きからもみてみました♪

 

 

 

さわやかもさやかも

どちらも日常に、身近に親しみやすい表情がしっかりと捉えられています。

誰もが五感はもちろん感覚へと伝ってくる情緒ある響き

どちらかというと、

さやかのほうがはっきり清らかに際立っていて

そこに澄み切った品ある響きが波打つように心地よく染み入る音。

さわやかは、少しざわついた音も含みながら、素直な響きが引き立って

情緒誘う余韻があふれている感じ。

苦や悲しみを乗り越えた濃くのある さわやかという表情ある響きです。

 

 

それぞれの情景が綺麗に引き立っていて、

この年の匂いや香りが新鮮に感じます。

 

 

もうひとつご紹介したい「さやけし」

明るくて清々しいの意味の古語のようです。

 

夜にお似合いかと。

秋は月が美しいのですが、月影や月光の影の美も。

 

それぞれの心にそっと

秋の空間を

 

 

季節変わり目、夏の過ごし方によって陽を失ってしまい・・疲れがでる方も

本格秋に向け体調大事くださいませ。

夏の暑さに負けずと、体調管理をされていた方たちも

過ごしやすくなる収穫の秋へとなりますよう。

 

 

 

 

 

 

 

 


処暑「しょしょ」ことば(二十四節気)

2022-08-25 08:59:41 | 私のなまえ香~調香師の詩~


処暑「しょしょ」

8月23日からの時候、二十四節気のことば。

 

暑さやわらぎ、秋めいてくるころとなります。

ですが、まだ暑さたっぷり

そんな中、稲は秋色へ空は秋雲に変化してきています。

 

いかがお過ごしですか。

 

 

この時期は、子供の成長を願う「地蔵盆」のお祭も。

赤いエプロンかけたお地蔵さんも、微笑みが満ち溢れます♪

 

涼やかな風、そして虫の音もはじまり

秋の夜の、ゆらぎの音(ね)として、

心地よくも、静かに五感を研ぎほぐしてくれます。

 

虫の音が心地よいという体感は、

日本人ならではの特別な感性といわれています。

日本語(大和言葉)の響きと、どこか繋がっているのでしょうか。

 

 

「しょしょ」言葉の響きからも、捉えてみました♪

 

奥ゆかしくも喜怒哀楽が、大らかに動きなくも揺れる感じ。

爽やかな秋の風情を捉えながら、しっとり優美な響きは

落ち着いた余裕のある人のような音。

移ろいゆく流れに相応しいほどの落ち着き。

その雰囲気に、安心という表情が添えられて。

 


変わらずとも、朝夕の涼しさそして虫の音にほっとする安心感。

自然は大丈夫、元気でお変わりありませんよと

伝えてくださってるような(ほっ)

 

晩夏、ひぐらしの音に後ろ髪ひかれながら・・

 

 

 

処暑は、台風が多い時期。

夏の疲れも出やすくなります、

健やかにお過ごしくださいませませ。

 

 

2022年 処暑ことば 

 

 

 

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七夕(たなばた)のことば

2022-08-04 22:42:29 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

七夕(たなばた)ことば

季節は秋、七夕の言葉。

 

七夕は、陰暦7月7日として知られていますが

旧暦は、秋の時季で 2022年は8月4日で、七夕になるとのことです。

 

風物詩のひとつ

仙台の七夕祭は、

太陽暦にあわせた日の8月7日となっているそうです。

 

 

七夕(たなばた)は、

江戸時代には、五節句の一つとされていたそうです。

 

太古から、学問や芸事などの上達を願う日☆

笹竹に詩や歌を書いて。

香を焚かれつづける七夕の香を「星の薫物」として

星を紡ぎ、空へと願いをこめていたそうです。

 

七夕(たなばた)

ことばの表情(音・響き・リズム)から捉えてみました♪

 

 

 

まるで、夜空に輝くお星さまたちとの情景にぴったりな表情です

 

煌々とリズムよい光、程よい刹那たる星たちの動き

流れ星の瞬発的な時間の音色が表現されています。

 

ほんのりと、空想的な古代からの時候と風習が

からみあう明白で、優雅な七夕ものがたり。

何より、日本ならではの棚機女の巫女の存在が見え隠れするような

和やかな女性の数字、その音が捉えられています。

可愛らしくも甘やかな雰囲気と、すっきり解りやすいバランスのよさを感じます。

 

 

優しくきらきらと輝く音色、邪魔しない美

七夕の空間に、そっとした静かな香りがします

 

 

 

そして、七夕ならではのことば拾いご紹介

・洒涙雨(さいるいう)

この日の夜に降る雨の名前

 

・星合(ほしあひ)  ・星迎(ほしむかえ) 

・星今宵(ほしこよい)・織女(しょくじょといいます)

・天の川 ・梶の葉 ・ 硯洗(すずりあらい) ・流れ星 

 

 

さらに、少しだけ言葉づくりを

・歳月の綻び(ときのほころび) ・星恋  ・星の奏  ・8月4日の願い ・

 

 

今宵の夜空はいかがなりましょうか

 

 

 

 

大切な人へのお誕生日プレゼント

もちろん、ご自身のためにも

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蓮の花ひらくことば~国宝と蓮の花~

2022-07-20 11:34:57 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

はすのはなひらく 

 

 

猛暑続き、23日には大暑になりますけども

7月12日~14日の時候

蓮の花ひらく(七十二候のことば)

 

いま見頃になりました

暑さが少しばかり・・

ゆるむような涼やかさをも感じさせてくれます。

 

レンコンのお花さんのこと

紅色、白色の華も美しく仏さまの傍にと見かけるお花

 

お寺さんにも蓮の花、蓮はな田ひろがります

 

 

香りもよく、夜明けと早朝に開いて

昼前にしぼむとされていますが、

昼間に開いている蓮の花もみかけますので、ぜひ気にして観てください

 

 

高田本山専修寺さん(三重県) 

蓮の花オーナー制度に参加しました

 

 

 

 

 

曙蓮をお願いしまして、

花開きました

お披露目

 

 

 

もう花咲き尽くし

終わりのはじまりのようですが

 

蕾んでいる苗もありましたので、

美しく花開くのかと思います。

 

曙蓮は、やさしい色目

 

▼もはや散り際です・・・


そして一句(恥)

蓮の花ひらくる影に蕾あり

 

 

▼蕾み、こちら早朝はて夜に美しく花開いているのかと思います

 

 

そしてもう一句(恥)

吸い込まれそうな蓮の葉緑濃く

 

 

 

雨上がりの、蓮の花や蓮の葉もいいものです

(葉が私より大きな?)

 

 


蓮の花は、

夏のことば

古語は、はちす

 

  別名  はちす  蓮華(れんげ)

 

言葉の調べ(音やリズム流れ)によって、

言葉を使い分けながら

情景や情緒を伝えます。

 

 

はすのはなひらく

言葉の表情(音・リズム・響き)からみてみました

 

 


ためらいある表情の中に、純粋な音や豪華な響き

神秘哀愁の情緒も捉えていました。

 

陰陽の陰の音が多く安定した表情は捉えにくいのですが

それを超え、奥ゆきある静粛さといいましょうか

透きとおった、清楚な美をもみえてきます。

 

 

蓮の花の姿見を描くように、

蕾から花開く状態

天へと伸びゆく蓮の花の清々しさ

 

これら8拍の音がリズミカルに折り合って

情景や情緒の美を捉えることができています。

 

 

はすのはなひらく

まるみたる安らぎが優雅に響き

濁りのない、清い心もちに誘ってくれるような香りがします。

 

 

#五感を研ぎ澄まし、清らかな香しさを

 

 

 

酷暑そして湿度・・温度差に負けませぬように

ご慈愛くださいませ

 

 

 

 

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半夏生(はんげしょう)ことば

2022-07-10 16:47:29 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

半夏生

(はんげしょう)

 

ちょうど今頃の、7月初めごろの
時候のことば。

 

この半夏生という言葉は、二十四節気をさらに
細かくした七十二候のひとつのことば

 

7月2日までに、田植えを終えるとされていて、
この日は、禁忌があり
物忌みをする風習があったそうです。


古代、そして祖先方々は、
天と大地とのつながりを深くも大切にし
神聖なこととしていたことが
歌や俳句からみえてきます。

素敵なおはなし。

 

 

 

「はんげしょう」

haNgeSou
ことばの表情からも捉えてみました

 

5の数の音と拍の表情をもちながらも、
しっとり優雅な落ち着いた表情を捉えています。

陽暦にふさわしくも陽の数しっかり。

それとは逆にある、安らぎを漂わせるような曲線美たる音色を奏でる言葉。

 

強くない、人肌のぬくもりを感じるような弧を描き
母性ともいいましょうかふっくらとした情緒が引き立っていて
安心へと誘う表情が捉えられています。


さらに、この日ならではの風習と禁忌ごとを捉えたかのように
動きない表情と重み深さある響きももっています。

 

食という生命(いのち)は永遠
後世へと食が途絶えないようにと守り続けてくださったのでしょうか
永遠で継承するという表情と共に弧高な情緒をも捉えています

 


不思議なことに・・節気や節句のことば、古代に通じる言葉には
必ずも永遠不滅である情緒が捉えられ、ふっくらとした母性
そして神秘的な響きが秘められてます。

 

(このように大和言葉で組み立てられた解析から
言葉の表情を捉えると、ことばの音がどんな雰囲気(イメージ)を伝えるか
音の内容とイメージの関係を明らかにすることができるのです)

 

 

 

 

ほっと、安心するような祖母のぬくもりでしょうか
しずかな麗しき香しさを感じます

 

台風が、もはや・・やってくるようです。

大雨も続いております、暑さ体力も保ちながら

安全くださいますように

 

 

 

 

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夏至(二十四節気)ことば

2022-06-22 09:27:23 | 私のなまえ香~調香師の詩~

夏至(げし)のことば


6月21日ごろの時候の言葉
二十四節気のことば

 

日の長きのいたりなるを以て也(暦便覧)

昼間が最も長くなるそうです。

 

 

 

はすの田では、蕾、蓮の花が少しずつ開いていました。

白色花びらですが、うっとおしさを忘れる綺麗な色彩が
雨を美しくも涼しげな時間に。

まもなく蓮の花ひらくですね

 

 

まだまだ梅雨時間
じめじめとした日が続いておりますが

気圧湿度などお身体整えてくださいませ。

 

 

 

夏至をむかえ
7月早々となりますと、

半夏生(はんげしょう)、半夏雨(はんげあめ)
の言葉が登場してきます。

 

半夏半作といわれていたそうで、
この日までに田植えを終えるとされていたそうです。


またこの日は、さまざまな禁忌があり、
もの忌みをする風習もあったようです。

 

神々し古代ならではの
自然と一体とする意識の深さを感じます。

 

 

 

 

夏至(げし)
gesi

言葉の響きからもみてみました♪

 


動く感じある表情は全く無くも
すっきり溌剌とした夏らしい表情をもち
不透明な響きが低音のように捉えています。
よそよそとした音を放ち、孤立した感じは、紫陽花(あじさい)の言葉響きも
同じでありまして、この四季ならではの表情でしょうか。

孤立という言葉は、ネガティブなイメージが強いですが
強くも個性として響かせながら
梅雨最中ならではのためらいある情緒も受け入れて
それが振動となり、情緒という美として間接的に伝えている感じです。

 

 

梅雨晴れ間のすっきりとした響きももっていて
梅雨最中の不透明な憂いある音

その先にある、すっきり躍動へと導くための
今は必要な時候のように


夏の音色と重ね合い、雨が情景を感じさせる香りを呼び込み
可愛らしい匂いがします。

 

 

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<お手すきにご視聴くださりませ>

事業&女性起業視点からなまえ香を紹介していただきました。

京都三条ラジオカフェ もっと身近に
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「なまえ香ってなに?」「はじめたきっかけは?」など
簡単に質問形式で紹介していただきました。

ラジオアーカイブでぜひ視聴くださいませ(8分前後)

※アクセス後直ぐ始まりますので、音量ご用心

 

 

 

 

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ご不明点はお気軽に問い合わせくださいませ

 

 

 

 

 

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祈り(いのり)ことば

2022-06-15 09:23:55 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

祈りのことば

 

祈り(いのり)とは、 受け入れることと、願うこと

(渡部泰明さんのことばから)

この一言を聞いたとき、

何かしっくりとして、深呼吸のような巡りを感じました

 

 

祈り(いのり)は、

命(みこと)の源を示す接頭語の「い」と、

共に人間の最も崇高な行為を表す言葉になったものとされています。

 

 

天へと通じるような音がこめられていそうです。

 

 

「祈る」の意味を調べてみると

神仏に祈願するという意味で、願うだけでなく仏さんも受け入れる祈り。

都合よく自分勝手まま願う言葉は、祈りでもなんでもなさそうです。

 

 

 

いのり

inori

言葉の表情からも捉えてみました

 

「いのり」は、ありふれた日常と庶民的な表情を捉え

単純明白な音から媚びた感じの余韻と、日常にある音の表情も捉えています。

非現実的空間の少しばかり優雅で新鮮な表情

いのりの時間。

そして重厚に静まりゆく床しき表情の背に古き神仏の音色と情景が

ゆらゆらと浮かぶ響きが流れゆくように捉えています。

 

 

目を閉じ、いのりを

 

古代からの日常にあったような、親しみと懐かしい香しさがします。

 

 

 

 

 

言葉や名前を分析するとき、自ら描いたイメージと異なる結果がでることがあって

そのとき、大衆の平均的感性に従って主観を抑える柔軟さが必要と、亡恩人先生がよく言いました。

(亡先生は大正生まれ戦争陸軍兵士も経験。情緒溢れる日本風景のお話から様々な日本語の美を伝えてくれました。

戦後復興へと目指す時代、大学を得て日本電電公社現在のNTTに勤め多種多様の文章はじめラジオ原稿、歌舞伎の台本他、

様々なジャンルの言葉を扱い作成し現場経験をされてきたそうです。)

 

 

七五調の詩を詠むわたしに、ひとつずつなぜその言葉に色がみえるのか、音や響きがきこえるかについて、

おとしこんでくださりました。音色から言葉を理解することしかできない私さえも、奥ゆきと調べがくっきりわかる。

 

17音の俳句から景色がみえ、詠むことで世界が少しずつひろがりました。

 

和歌も俳句も祝詞も言葉も単語も・・・

それぞれのリズム、そこに情緒とこころが浮かぶ

 

もうこの世におりませんが、先生からの添削文や手紙、俳句

その言葉から、音あせることなく

大正や戦中そして戦後、昭和・・

古代日本やアジアの匂いがいつまでもします。

(感謝をこめて

 

 

 

 

少しでも、詠んでくださる方へ

綴るブログの言葉から、

清々しい心持ちとなっていただけますように

 

 

 

 

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ほたる。ことば

2022-06-07 09:59:26 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

ほたるのことば。


初夏の闇夜に光り浮かぶ蛍

「けい」とも読み、「ほたる」とも読みます。

 

ほたる

蛍にまつわる伝説や歌も多くあるようです。

ほたるは、ほたるの光~☆

蛍の光の歌は、蛍雪之功・蛍窓雪案(中国の故事)からとのこと。

 


平安時代には、存在していた言葉でしょうか。

かたや夏の蛍、かたや冬の蛍と美しいリズムの故事

蛍の光窓の雪と、繋がっているようです。

 

姫蛍(ひめぼたる)、平家蛍(へいけぼたる)、源氏蛍(げんじぼたる)、夕蛍

どれも、ゆるやかな平安時空へ誘われるような世界観ある響き

 

 

ほたる

hotaru

言葉の表情からみてみました

 

 


今宵か否か、ゆるやかな光放つ姿は、緊張感や緊迫さとなって表情を捉え

いのち短いとされる蛍。

この瞬間の美を夢幻ある情緒を描く表情です。

そして今この瞬間を大事にするような表情も高まり合ってしっかりもっています。

もう一つの視点からは、闇夜の中に爽やかな心地へと誘う響きあい

その後から、ほっとなるぬくもりは蛍火の音となって捉えています。

 

 

 

平安はては古代から存在する名や言葉の音には

不思議と優雅で上品な情緒と、温もりとゆるやかな流れを感じます。

 

 

清らかな音が曲線のように、ほたるの調子

さわやかな香しさがします。

(さわやかは、すがすがしくも程よいあたたかさの意)

 

 

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