なまえ香のルンルン詩ことば

名前の響きから香を創るオーダーメイドなまえ香
大和言葉の響きをポイントに綴ることば。清々しい香が伝わりますように☆

月のことば。

2021-09-21 21:52:21 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

月の清さは、秋きわまれり

月といえば秋で、秋は月

 

月の満ち欠けをたよりに、生活がいとなわれていた太古

とても大切な照明となっていた、お月さま。

 

月が照明がわりとは、とても神秘的。

自然と一緒に暮らしているような

澄んだ匂いとていねいな音がきこえてきそうです♪

 

そして1年中でいちばん澄んで美しい月は

「中秋の名月」

月光だけでなく、秋草や虫がすだく情景、風そして匂いや音

影・・

奏でての月光であることを伝えているかと思います。

中秋の名月が、かかる夜の名

今宵は月がでていましたら、「十五夜」や「良夜」。

 

折角の名月が、雲に隠れてしまい見えない月を

「無月」

どこか空は明るいところがありそうですが、

こちらの空では月みえず。

 

そして、今宵、雨のためにみえない

悲しき月の名「雨月」や「月の雨」があります。

 

 

とおい昔むかしのわたしたち祖先は、

月に都があって

月の光は、人のこころを怪しいほうへと誘ふものと

「月をみてはなりませぬ~」と、いわれていたそうです。

 

雪月花、日本三大風景のひとつ

月の時間とことばのおはなし。

 

 

 

【写真:なまえ香「通常」香袋も飛翔をのせて、新調しました】

 

 

 


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