プリーの宿最終日です。/玄関先まじない紋様

明日の早朝にこの宿を出るので、実質上きょうがプリーの最終日です。

日本で立てた当初の予定では、ひと月～一月半ここで制作活動するつもりでした。
現在、22日目なので、予定より早く出ます。。



朝ごはんと夕ご飯付きで250ルピーの日本人宿。

そろそろ、宿のご飯にも飽きてきました(^_^;)贅沢ですね。おいしいんだけどね。パターンが決まってるから飽きてきた。

決まって飯がでてくるとなると、それを待ってしまって朝早くから出かけたりしないし、
ついつい、宿のイベントに乗ってみたり、話し込んでしまったりするので

『そろそろちがうテンポで集中した方がいいのかも。。』と思うようになった。

宿としてはなるべく宿の中にいて、ゆっくり過ごして宿で完結して欲しい、そうなりやすい仕組みにここはなってると思う( ^ω^ )モチロン強制じゃないけど楽だからついつい居着いて頼っちゃうんだよね。

電車のチケットとかも、絶対自分で取ろうと思ってたのに、めんどくさくなって宿で頼んじゃった(^_^;)手数料高いけど。なんか、そうしちゃう魔力があるのね。

単純に違う環境へ移りたい。

ここの居心地はよかったです。本当に、帰国の期限決めないで、もっともっとどっぷり沈没するくらいの気持ちで来たらまた違うのだろうな～。
20日以上も同じ宿に泊まったんだから十分長いとも言えますが、
わたしは絵とかヘナの練習しなきゃとか心の何処かで生真面目に焦る気持ちと、せっかくインドで旅仲間が出来たんだから幾らでも交流したいしそこからアイディア貰いたい、という気持ちの間でゆれてました。

ロシアのドミトリーで日本人がひとりもいない中で長逗留したのとは全然また感覚が違ったなぁ。

1日は、ゆるいようで、なんだか忙しかった。
いつも心の何処かでこなすべき予定を気にせずにはいれなかった。
ロシアの方が縛りはなくて別の意味で自由にフレキシブルに動けたな。
じぶんは外人だったし、ヨーロッパの人付き合いだし。

インドのサンタナプリーでは、ここの宿でスタッフとして働きながら、長期滞在してる日本人もたくさんいて

でもわたしはそういう気持ちにはなれなかった。やっぱり自分の時間を優先したいし、
『ニーナさん絵が上手だから宿のPOP描いて。空いてる壁面になんか描いて』
って言われると、
『そんなヒマがあったら自分の制作するか、町歩きに使うよ～そこまでヒマじゃないんだよーなんでも日本人客がタダでやってくれると思わないで欲しい。。。(e_e)』とか心の狭いことを思ったり。

宿のゲスト同士でタダで特技をサービスしあったりするのと、
お店である宿に無償で奉仕するのは、わたしの中では別なのだ。

それを楽しめるくらいのヒマがあるときはいい。じっさい日本での商売っ気に疲れてここへ来てる人はお金なんかいいから喜んで貰いたいってこと、を体験しに来てる。

ボランティアでもいーよ！っていうくらいのユトリは、今の自分にはまだ無いってわかった（たいして描けるわけでもない私がこんなこと言うのは自分ケチかな、ってシュンとしたり。
ボランティア活動目的にに来てる人とかいるから。。。心が狭いかなとか悩む）
今の自分はやはり少額でもお金を貰ってなら描いてもいいと思ってる。
描きたく無いなら描かない方がいいし。

こういう気持ちの整理も、宿に来てる色んな職種のゲストと、働き方の話をしてるうちに、出来て来た。

メヘンディのクラスが終わって、次の興味として、

伝統アートを教えてくれると言う先生に会ったんだけど
宿が紹介した先生がヘタクソで(￣◇￣;)がっかりというか怒り
キャンセルして貰ったけど
宿も高い紹介料取ろうとするなら、日本人相手の商売と価格なんだからそれなりのキチンとした先生連れて来てよー！
全然ダメじゃねぇか！(´Д` )
と、いうことがあったり。
（このことでなぜか自分がすごくダウンしてしまった）

まぁ、その辺はやっぱりインドだった！

日本出国してから、すぐ日本人宿だけで

ずっと日本でもなくインドでも無い、気楽で安くてあいまいなトコにいた。

そろそろ違う刺激が欲しい。思ったよりその欲求は早くおとづれて、
ひと月たたないうちにここを出ることにした。



それでも去りがたいなーと思うくらい、宿のゲスト達と過ごすのは楽しかったです。宿スタッフさん達とも（＾＾）。ここを運営してる人達の努力と勉強のたまものだと思います。
日本にいた時に悩んでいたことの解決策は、いつも旅での出会いで解決して来たトコがある。
日本にいると負のスパイラルにハマっちゃうのだ…。今回も、未来に明るい展望が垣間見得たのはここの宿に逗留したお陰だと思うくらい。


『出たい。ひとり旅したい。』気分が高まってるわたしは、プリー内で最後にひとりで遠出しようかなと思ってたけど、

最終日は、結局宿で過ごすことにした。
日本人宿サンタナ・プリーでの1番正しいステイの仕方はこれなんだろうね（笑）。

宿の皆さんとおしゃべりしながらお絵描きがしたいな。
この宿好きなのでまた来ます。（笑）ありがと。



この辺りでは玄関あたりに魔除けの図案を描く風習がつよくあるみたい。よく花や足の裏の模様が描いてある。女性が描くので何だか女子感のある模様が多い


この辺でよく見るというだけで、サンタナ宿に紋様が描いてあるわけじゃありません
玄関に足の裏の絵があるのがわたしはなんか好きで、
足からおまじない、安全に幸運に恵まれて歩けるような気待ちがする。

明日からはひとり旅。
安全を祈ってこの写真コレクションにしました。
移動が続くので毎日ブログ書けないと思います
すいませんが暫く、そこんところをご了承ください（＾ν＾）ありがとうナマステ！

☆☆なので暫くは普通のひとり旅ブログになるかな？でも滞在中はずっと軽留学期間だと思ってる。
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