コルカタ滞在中。
先日あさに散歩したのとは別の、イスラム地区の商店街をぶらぶらしてたら
例の《揚げパン屋さん》らしき店があった。
パンは前のものより小さめ。
店は賑わっていて、
家族に頼まれたお使いなのか、オヤツに食べるのか、10ルピー札を握りしめたあどけない少女が並んだりしてる。
わたしも10ルピー札を差し出すと、
ポイポイポイポイポイポイ…っ
と新聞紙の紙袋にどんどん入れてくれるので
『まった!半分でいいよ。5ルピーぶんだけ下さい(^_^;)』
と声をかけた。店のおじさんは
『はいはい。5ルピーぶんね。(^^)』
とニコニコと5個の揚げパンを包んでくれた。
一個1ルピーだ。安いっ。
アツアツウマー(^w^)
前食べたのはもっと中の具材がホクホクしてたけど、
これはごくちょっと風味付け程度に入ってるみたい。
でも、そのぶん軽くてスナックとして美味しい。
アツアツのうちに5個の揚げパンを食べ終えて、
『これはチャイが飲みたいわね!』
と商店街をすすみ、チャイ屋さんへ。
チャイ(小サイズ)
この小さい素焼きの使い捨てのカップが、ちゃんと指にフィットするようにできていて、機能的デザインに感動。
すすってみると中々美味しいチャイだ。
マサラや生姜はそんなにきいてないけど、
ジャスミンのような、華やかな茶葉の香りがする。
今まで飲んだことのないタイプ。
味わっていると。
『ここのチャイはグッドだろう?!』
と大きい声をかけられた。
大きな体のムスリムのおじさんがチャイを待ちながら声をかけて来たのだ。
『ここのはおいしいチャイなんだよ。どうしてスモールサイズにしたんだ!
大きいサイズを飲めばいいのに!』
『えぇ、確かに美味しいです。』
『そうだよ。もう一杯いかが?もう一杯飲めるだろ?
おごってあげるから飲みなさい。』
『あら、いけませんわ、ミスター。』
『いいや、待ってなさい。おい!チャイの大くれ!』
チャイの大を奢っていただきました。
『ウェルカム トゥー インディア!!
わははは。
あなたの旅行に神のご加護がありますようにっ!じゃあね~!』
このチャイに神のご加護が宿ってるかもしれないのでありがたくゆっくり飲みました。
今晩の列車でガンジス河の街、バラナシへ向かいます。
今回はありがたく飲みましたが、
もし、列車で食べ物や飲み物を勧められても、
相手が親切そうに見えて実は強盗で睡眠薬などが入ってたらいけないのでわたしは断ります(^_^;)
バスでおミカンをいただいた事もあるのですが、
用心してバスでは食べずに、ホテルに着いてから部屋の中で食べました。
(おいしかったです。)
何だかんだで、インド人に奢られるコトがある…。
殆どのばあいが、純粋な親切と友好の証としてくれるのですが、
やはり、こちらとしては用心してしまいます。。そして、それで良いと思ってます。
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