そんなもんだよ

俺はただ

「そんなもんだよ」

そう言ってほしいだけなのに
そう言えない奴らがあまりにも多い

いや、そんな風に言っては角が立つか
多分
俺は、そんな所まで上り詰めた
そう思おう

そうさ、言えっこないさ
だって、俺と同じ経験をした奴など
少なくとも、今の周りにはいないのだから

俺の気持ちなど、分かるはずもないのだ

「そんなもんだよ」

少なくとも「俺以上」の「紆余曲折」と「結果」があって
それでも笑顔でそう言える人

誰か、いないかなぁ

Endless Birthday

人は命日を祈るけど、俺は敢えて誕生日を祝う　なんとなく


二階にあるカフェから、なんとなくぼんやり外を見ていたら
厚化粧で、派手なピンク一色のおばさんがなにやらブツブツ言いながら楽しそうに踊ってる　笑顔で
もちろん常識的に見たら、変だ　誰もが見ちゃいけないものを見ないようにと通り過ぎる
ああ、毎度おなじみ生きたまま宇宙人だ　よくあること　別に珍しくなんかない
俺はカフェを出て、その人とすれ違い　チラッとだけ目が合って
その人は、万遍の笑みで俺に微笑みかけた
ああ、なるほど　
彼女は、幸せの真っ只中にいるんだ　羨ましい


今日は、妹の３９回目の誕生日
本当は、この日に合わせて墓参りに行くつもりだった
でもちょっと事情が変わって、行けなかった　お母さん、雪子、スマン
というわけで、今夜はケーキとローソクを一本買って
父と母の結婚式の写真に、へその緒を二つ（一つは俺の）
へその緒の箱には、父２６歳、母２５歳と書いてある
へー、親の歳なんか載せるんだ？何か意味があるのかな？
さすがに、その箱、開けたことは無いけどね
開けれるわけがない

こんな小さな小さなブログに書いたって、許されるとは思わないけど
とりあえず　今は、これしか出来ない

誕生日、おめでとうゆっこ
育ててくれてありがとう、お母さん