れれ なな
2頭引きで散歩に出た。
誰もいない時間、人も犬とも出会わない場所を選んで歩いた。・・・・・はずだった・・・・
れれボンは、七色の1歩前を歩く。
出足好調!かと思われたが、
突然、コースをはずれたかと思ったら、
「 おじいさんは、まさかの おしっこを たれてしまったのでしゅ 」
今してきたばっかなのにぃ~・・・・
おしっこを垂れ流してからも好調を維持する れれボン。
れれ 「 おらに ついてくるべさ 」
ところが、
300mぐらい歩いたところで、
遂に、
七色がほんの少し前へ。
れれ なな
ちょっとお疲れ気味のれれボンの為に、ここでちょこっと休憩。
「 おじいさん ななタンが さきに いきましゅよ 」
れれ 「 まだまだ若いもんには 負けないべさ 」
気持ちは、前に進んでも足が追いつかない れれボン。
ここで、七色が一気に抜く。
れれ なな
そんなこんな、楽しく歩いているところで、
ラブ好きだか 犬好きだかのおばさんに見つかってしまった・・・・・
「 あらまあ~、この子(←れれボンのこと) 脚が、ひどそうね。かわそうに。 え?ウソ。まだ10歳なの?? いったい何をしてこんな脚になったの? それに、こっちが( ←七色のこと ) これじゃあ、大変じゃないの~。あなた( ←七色のこと) ダメよぉ~!ちゃんとこの子(←れれボンのこと) を見習ってお利口さんになりなさ~い! 」
おばさんは、ぶっ飛んでリードがからまる七色に呆れ、れれボンがこれじゃあ あまりにも可哀想だと嘆いた。
だって、あなたが突然に、れれボンを触らせて。って寄ってきたからじゃあ ありませんか。
れれボンは、どんな人にも好意的に挨拶できるのだけど、2頭のリードを私1人で持ってるのだから、
れれボンだけっていうのは難しく、もれなく七色のぶっ飛びもついてくるってことになるわけで・・・・・
おばさんは、散々、あ~だ。こ~だ。と好き勝手に言った挙句、
れれボンの脚をこんなに悪くしたのは、七色のせいじゃNE?的なことを言い出したので、
「 こうみえて ななタンは うちでは ベスト オブ たいいん と いわれてるんでしゅよ 」
れれ 「 ウチに隊員は1人しか いないべさ 」
それを言ったら、おばさんは、ウチのベスト オブ隊員に向かって、「 ええ? そうなのぉ~?とてもそうは見えないけど~ 」 と眉をしかめた。
・・・・・なんて正直な通りすがりの
でも、この
犬好きの言うことには、悪気がないので、別にいいんだけど、わたし的には、2頭引きの幸せを感じながらそれは楽しくルンルンで歩いていたのに、← 古っ それが逆に同情をかっていたのかと思うと、何だか悲しい。れれボンは、あと何年生きられるんだろう・・・・ いつまでお散歩できるんだろう・・・・余生を幸せに送って欲しい。
全国の中高年の皆さん、そしてシニア犬の皆さん、みんなで頑張ろうじゃないの! えい えい お~
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