笑う 七色 福来たる

盲導犬の訓練を終え、どうも犬となって帰ってきた七色。そんな七色と隊長のぐ~たらで楽しい訓練生活。 

満員電車

2011-06-19 | れれボン
れれボンが家に来てから3週間が経った。

れれボンの生活リズムもつかめてきたし、

口臭や加齢臭、ヨダレや尿もれも、れれボンの個性として認めることができ、

それまで臭いと思っていた七色は、決して臭くはなかったのだということも分かった。



そんな れれボンは、ご飯を食べ終わった後は、足をなめて余韻に浸った後は、

自分の家に直帰する真面目な男だったのに、



最近は、悪い女 七色に影響されて、

寄り道して帰るようになってしまった。 





 「 はっぴー ばーすでー ななタン! 」

例えば、誕生日でもないのに、こんなデザートや、




こんなのや、あんなのがテーブルに乗ると・・・・


2犬は、



 「 ろうそくは3ぼんで おねがいしましゅ 」   れれ 「 おらは 10本だべさ 」


と期待むんむんで まんまんで、下で待つ。





例えば、食後のアイスクリームを食べている時も、2犬は、



 「 とりあえず まってみましゅ 」   れれ 「 待つべさ 」




例えば、夕ご飯を運んでいる間も、誰よりも先に2犬が着席。



 「 よういはできまちた 」   れれ 「 できたべさ 」



何かを食べている時、下から痛いぐらいの視線を感じ、れれボンのヨダレで床が濡れ、

2犬に、「 ハウスで待機! 」 と指示する。



するとれれボンは、いち早く隊長の指示に従って、ハウスに入って行く。

入った先は、・・・・・七色のハウス。

自分のハウスに入られた七色にも 「 ハウス! 」 と言うと、

七色も入り、


こんなカンジに



 「 なんだか キツイでしゅ 」   れれ 「 満員電車はドア付近が1番混むだべさ 」



七色は無理矢理入って、ドア付近に居た為、



 「 なんだか みぎめが みえないでしゅ 」





 右目を開けてごらん。 






 「 こうでしゅか? 」   れれ 「 乗車率200%で ななタンは つり目になったべさ 」




そんなこんなで、おやつをもらう為に、一致団結。団体交渉に臨む。



組合結成か!?







れれボンが来てからあっという間に3週間が経ちました。歳も性別も性格も何もかも違う2犬ですし、預かる前は、高齢のれれボンの精神的ストレスはどうなんだろ。ストレスで7歳老けたらどうしよう。と思ったりしてましたが、こう見えて れれボンは、嫌なことはやらないし、甘えたい時には甘えてくるし、私が七色を叱っている時はその場を避けて離れます。上手にストレス回避する術を身につけているようです。さすが年の功。私もそういう歳よりになりたいと思う今日この頃。


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