ナナッテ先生のおせっかいブログ

自己実現のために……

サメは退化を選んだ!?

2014年08月30日 | その他
生物は進化の過程で骨を増やしてきたと考えられてきました。つまり、骨の数が多いほど高等動物に位置付けられてきました。しかし、この理屈はサメにはあてはまらないようです。

サメには頭蓋骨がありません。頭部の骨は顎だけなのです。このことをもって、サメは、頭蓋骨をもつ一般的な魚に比べて古い、下等な生物とされてきました。

しかし、これを覆す発見がありました。サメより古いのに頭蓋骨を有する魚類が発見されたのです。entelognathus(エンテログナトゥス)といいます。この発見が正しいならば、サメは進化の過程で頭蓋骨を「捨てた」ことになります。

思うに、サメは、意図的に退化の道を選んだのでしょう。他の魚を捕食するのには速く泳げる方が有利ですね。サメは、速く泳げるよう水の抵抗を減らすべく自らの体を改造した――頭蓋骨を捨てて頭部を平たく。

参考:
BBC News - Scientist hails 'jaw-dropping' fish fossil discovery

音楽のテストを攻略しよう(3)

2014年07月08日 | その他
今回はミックスボイスがテーマです。ミックスボイスとは、地声と裏声の中間域をいいます。

歌手の中には、地声で歌う人もいれば、裏声で歌う人もいますが、その中間で歌う人もいます。典型例が山下達郎。話す声はボソボソと冴えないのに、歌い出すと別人のようにのびやかな声になります。

ミックスボイスをゲットできると、高い音も歌えるようになります。これをゲットするためのトレーニング方法は、簡単。カンフーのように「オー、アチョーッ!」を真似るだけ。
「オー」が地声「アチョー」が裏声、下から上に滑らかに移行すると途中にミックスボイスを通ります。かかんだ状態から背伸びをする――体の動きをつけると効果的です。

上下に往復させると、さらに効果が上がりますよ。

偏差値では見えない大学の魅力・実力

2014年06月28日 | その他
受験生の皆さん、志望校をどういう基準で選びますか?知名度?偏差値?それとも場所?

覚えておいてくださいね。早慶のような派手な“ブランド力”はないものの一目置かれる大学もあることを。

「国語(特に漢文)の二松学舎大学」「考古学の国学院大学」「国際人育成の国際基督教大学」……などがそれです。

大学は、最終学歴になるだけでなく、人格形成に大きな影響を与えます。入学して「こんなはずじゃなかった」と翌年他の大学を受験をし直す学生も珍しいことではありません。

家族や先生と相談してしっかり志望校を選びましょうね。

音楽のテストを攻略しよう(2)

2014年06月19日 | その他
高い音も豊かに響かせるには「喉を開く」こともポイントになります。

高音を出すと緊張して喉を締め付けることがありますが、これでは、よけい出にくくなります喉をリラックスさせることが重要なのです。では、トレーニング法を紹介しましょう。

まず、足を少し広げて立ちます。この時背筋が伸びていること。次に、口腔(こうくう)つまり口の中をドーム状に形作ります。口の中で風船が膨らむようなイメージです。この状態で声を出します。牛のような「モォ~」がいいかも。静かに長く発声します。限界まで。

息が途切れる頃になると意識が声から呼吸に行きます。すると、「プシュー」と喉を締め付ける力がなくなります。この状態が喉が開いているのです。

風呂でも勉強!?

2014年06月17日 | その他
英単語など暗記モノはフックをつける、つまり余分な情報をからめると記憶に残りやすく効果的といわれています。「あの日、あの時、~したっけ」と思い出しやすいからです。

風呂場、雨が降っているバス停……そんな勉強に不向きな環境でやると、刺激的ですし、周りの光景がフックとなり記憶の定着がアップします。

また、隙間時間を活用できので受験勉強の「時短」にもなるでしょう。

「風呂単」クツワ



『Nature』で大学生気分

2014年06月16日 | その他
ナナッテでは『Nature』など科学誌を積極的に教材に使っています。

ナナッテには理系の生徒が多く、理系の入試に出題されることもあるからという理由もありますが、モチベーションを上げるアイテムにもなるからです。

科学誌には教科書外の単語がふんだんに出てきますから、辞書などを使って調べる必要があります。この“調べる”行為で、生徒は「大学生になったみたい」…と連想するようです。

たしかに、大学生になるとレポートを書くのに様々な文献を調べますね。アカデミックな行為をすることで大学生気分を先取りというわけです。

このように自分の近未来を想像することはモチベーション、やる気の向上につながります。

ナナッテ 2014/06/16

音楽のテストを攻略しよう(1)

2014年06月15日 | その他
私は音楽の歌唱テストが苦手でした。でも最近になって、高い音域も声量豊かに歌うためのコツが分かってきました。
皆さんと情報を共有したいと思います。主なポイントは次の3つ;
(1) 腹式呼吸する,
(2) 喉(のど)を開く,
(3) ミックスボイス(地声と裏声の中間)をゲットする


今回は、腹式呼吸について述べます。腹式呼吸をマスターすれば、声を支えるための豊かな肺活量とすばやいブレスが可能になります。

トレーニング方法は簡単。仰向けの姿勢になり、息を吐きます、吐きます、そして吐きます。これだけです。

限界を越えるくらい息を吐くと、その反動で息を多くの空気を速く吸い込むことができます。結果として、豊かな肺活量とすばやいブレスが可能になるのです。

テニスボールで静かな教室を

2014年06月08日 | その他
NECは、社会貢献活動の一環として、中古のテニスボールを学校に配っています。目的は、教室の音環境を向上させて勉学に励んでもらうため。

大量生産の学童机とイスは、動かすと「ガガガガ…」と不快な音を発します。テニスボール(硬式)はこの音を軽減するのに役にたちます。

テニスボールに十文字状に切り口をあけて学童机とイスの脚に装着します。それだけであの“不快音”が消えるのです。

リンク先
社会貢献活動(中古テニスボール) | NEC

タモリの逆説的ほめ方

2013年11月07日 | その他
NHKテレビに『ブラタモリ』という番組がありました。御茶ノ水・神田界隈を散策する回では、東京大学のロバート・キャンベル教授がホスト役でした。

外国語なのに流暢な日本語を話す教授に感嘆したタモリ。しかし相手は国文学の大家。へたに褒めたりしたら、かえって失礼にあたります。

番組が佳境にさしかかった時、教授が英語の文献を読み上げるシーンでした。「先生、英語がお上手ですね」と褒めたタモリ。

つまり「どちらが母国語か区別がつかない」と褒めた訳です。当意即妙な話術は、さすがですね。


ナナッテ 17:33 2013/11/08