先日、エーザイの認知症薬について紹介しましたが、また認知症の記事がでていましたよ。
京都市にある島津製作所が、世界ではじめて血液数滴でアルツハイマー型認知症の進行度を判定する装置の販売を始めたそうです。
2002年にノーベル化学賞を受賞された田中耕一さんの開発した技術を応用したもので、検査は数滴の血液でできるので、患者さんの負担も少なく、コストも少なくて済むとのこと。
先日このブログで紹介した認知症の治療薬「アデュカヌマブ」は6月初めに米食品医薬品局(FDA)の承認を受けるそうですが、日本で承認、販売されるかどうかはまだ未定という状況です。
現段階では進行を遅らせたり、不安をおさえたりする投薬の治療が中心なのでいかに早く認知症を発見できるかがカギのようですね。
高齢化がすすむ日本。
認知症の検査、薬、治療法など解決策がどんどん出てくるといいですね。