二週間ぐらい前から、軽い咳とタン。気管支炎かなーと軽く考えていたが熱が38度まで上がった。
慌ててお医者さんへ。聴診器も当てずレントゲンを撮りましょう。レントゲン検査を終わり待っていると
CTを撮ります。ええー。診察室へ入ると「肺炎です。点滴とお薬を出します。しばらく点滴に通ってください」
月曜日の10時には次男から第二子無事出産のメールが入る。退院後は我が家で静養する事になっている。
腰は痛いし肺炎にはなるし、この年で孫の世話も大変です。
私は昭和17年生まれの戦中派。戦争の記憶は全然無いと思っていたが、ある時ふと母に語った。
『背中が丸く赤くなった人が入ってきた(防空壕に)』母は驚いて『それ、横浜での事』
私は、20年の熱田空襲の前に横浜から鳴海に疎開してきた。
横浜の記憶も、戦争の記憶も無いのにあの一件だけが残った。
幼心によほどショックだったのだろう。
戦争の無い世界を願いたい。
遠くでつくつくほうしが、鳴いた。暑さも少し納まるかしら。