さて、まずは羊さんたちが刈られる前に囲いに入れられ順番待ちの状態。区画されたところの脇にさらに別の区画がありここに発電機を置いて、電動バリカン用コンセントを数か所設置。順々に刈っていきます。広いほうに解放されているのはすでに毛刈りが済んだ羊さんたちのようです。ただし、面白いのはどこにでもいるなかなか言うことを聞かない一群。囲い込もうとしても逃げ回っているのもいます。それにしても待合所はまだ余裕があるのに、一方にグーッと固まってしまう。羊さんの習性らしいです。普段と違う雰囲気を感じてちょっと緊張しているのかも。三密どころではないです。常に触れ合っていたい。
さて、まずは羊さんたちが刈られる前に囲いに入れられ順番待ちの状態。区画されたところの脇にさらに別の区画がありここに発電機を置いて、電動バリカン用コンセントを数か所設置。順々に刈っていきます。広いほうに解放されているのはすでに毛刈りが済んだ羊さんたちのようです。ただし、面白いのはどこにでもいるなかなか言うことを聞かない一群。囲い込もうとしても逃げ回っているのもいます。それにしても待合所はまだ余裕があるのに、一方にグーッと固まってしまう。羊さんの習性らしいです。普段と違う雰囲気を感じてちょっと緊張しているのかも。三密どころではないです。常に触れ合っていたい。
少し前のことになりますが、ライン川添いの羊の群れの毛刈りを見学したときの写真をご紹介します。
デュッセルドルフからアウトバーンA3かA59でしばらく南下して、オプラーデンでおりてライン川方面へ向かうとラインドルフというところがあり、そのあたりで300~400頭の羊が飼育されています。羊毛用ではなく、食肉用なので、羊毛の質は一定ではありませんが、ゆずってもらったフリースは、自分でカードして紡いでみると、大変柔らかく良い毛糸ができました。もちろん一緒に参加した友達が羊に詳しく、ちょっと背中の手を試しにとっただけで、良し悪しがすぐに判定できたからというのが大きいと思います。毛刈りのタイミングは、だいたいドイツでは5月から6月の良い天気の日を狙って行うそうですが、今年は晴れの日が本当に少なく、ずっと寒かったので少し遅れているかもしれません。5月にデュッセルドルフのオーバーカッセル付近で羊さんたちを見ましたが、その日はまだ寒くそこの羊の毛刈りもまだでした。羊さんたちの写真を見返すと、本当に心がなごみます。また、見学の機会がめぐってきますように。
6月に入って2日ほど晴天の暑い日がありましたがそのあとは毎日強い雨が降ります。ノルトラインヴェストファーレン州では、水が出て地下室に水が入ったり道路が冠水したりした地域が出ております。感染者数は大変減少していて、現在人口10万人に対する指数が2日ほど35を切っております。法律ではこの数値が5日続けば、その翌々日からさらに緩和されるようになります。うちのお店は現在一度に1名まで、FFP2マスクでなくても、通常のマスクでも問題なく店内に入ってお買い物ができるようになりました。さっそくお客様が半年ぶりに店内に入ってお買い物をしてくれました。ホッと一息です。事前の予約も、電話番号や住所の記入も不要です。是非、皆様またお買い物に来てくださいね。
今回はまたアガサさんの作品。シルクウールのジャケットです。冷房対策にも最適なジャケットはアガサさんお得意のグラデーションが素敵です。鎌倉のお店ものぞいてみてください。
もうあと1週間で夏服に衣替えという季節。ところがドイツは寒くてまわりは皆まだ暑いコートやダウンを着ています。コロナの新規感染者数も減ってきているので、次第に店が開けられそうになってきました。現在はまだ3GEと称して、ワクチンを済ませた、罹患して回復した、あるいはテストで陰性を証明のどれかであればお店に入って買い物ができる状況です。
そういうわけで、気分だけ夏に備えて浴衣をご紹介。和裁はまだまだ初心者ですが、自分で縫った紳士物の浴衣。お相撲柄です。大きさは反物のぎりぎりまで大き目にしてあります。身長185㎝。体重100㎏くらいの人用でしょうか。紳士物の和装はご婦人用のようにおはしょりで長さを調節できないので、ぴったりの方のご注文をお待ちしています。
5月に入ったというのに、毎晩マイナスの気温になります。当地では今年の4月は44年ぶりに最も低温であったそうです。アガサさんの藍色の素敵なベストもこちらではまだ着られそうもありません。
日本ではゴールデンウィークですが、遠出はなかなか難しいでしょうか。去年はGo Toとかで結構出ていたようですが。このなんとも重苦しいコロナ疲れから、できれば海を見たいです。鎌倉方面に出た方は、アガサに寄ってみて下さいね。但し、ご紹介している作品は、すでにお買い上げいただいた場合がありますので、目さして行ってガッカリしないように。naokkの糸を色番や紡ぎ方でご注文いただければ、こちらで紡いでアガサさんに糸を送付し、アガサさんに編んでもらうこともできますので、ご相談ください。
日本はそろそろゴールデンウィークですね。それでも緊急事態宣言ではまたいろいろと規制されてお気の毒です。こちらも明日から連邦緊急ブレーキ政策で夜間外出禁止令が出るようです。これまでにない経験。またまた読書に編み物、色紡ぎの巣ごもり準備です。手持ちの絹は全部紡ぎ終わりました。あと少しオーガニックのコットンがあったので、これも紡いでしまいましょう。アガサさんも鎌倉の人出が多くなければ、またせっせと手を動かされることでしょう。
色のグラデーションがすごい。こちらもアガサさんの作品。少し暖かくなる日が待ち遠しい1枚です。編みの方は相当ご注文がきているようです。せっせせっせ。やはり鎌倉小町は健在ですね。
こちらは復活祭後というのに、まだまだ寒い日が続きますが、関東地方はもう桜が散ってしまうのかと心落ち着かない日々でしょうか。でもこれから様々な庭木たちが美しい花を競って咲かせますので、鎌倉の住宅街の小道散歩も楽しみな季節です。
そろそろ初夏を意識して、今日はアガサさんのベストをご紹介します。さわやかな色の組み合わせがアガサさんならではです。
こちらは数年前のデュッセルドルフ見本市メディカの写真です。HH。ハンドアルバイトとホビーという見本市の招待状が届きました。もちろんオンラインの見本市です。写真のような盛況ぶりと再びなるのはいつのことでしょうか。以前HHの見本市は、デュッセルドルフとケルンで1年ごと交互に開催されていたのですが、ケルンのみになって久しかったのが、とうとうオンラインになってしまった。手芸用品や素材はとにかく見て、触って、初めて理解するものなので、とにかく残念。うちのお店の品物もインターネットでの販売はかなり無理がある品物ばかりです。お店の営業は許可されているとはいうものの、予約しないとお店に入れないのでは、やはり閑古鳥が鳴いています。お店の外での受け渡しは許可されているので、店に入らずショーウィンドウだけで即決購入される方の方が多いです。そこへきて復活祭の期間の営業も揺れていて、まさに木の葉の船に乗って漂う小売業界。辛いのですが、とにかく販路がなければ製作も許されないので、毎日ショップを一生懸命肉付けしています。決済については、今時クレジットカード払いもなしでどうするのと言われますが、決済代行業者は詳しく読んでみると必ず仮想通貨に関連してきてしまうので、少なくとも現状のような野放し状態で仮想通貨流通の片棒をかつがされるのを嫌って導入していない状況です。
先日また1台持ち込まれました。うちは糸紡ぎ車の修理屋さんではないので、できるかどうかまったく保証なしですよ。と言ってもどこかのネットオークションや蚤の市で買った糸紡ぎ車で紡げないので、何とかしてほしいという相談が入ります。通常は使う本人が自分で修理する。その際、私がこのようにしてみたらと提案する。そんな方式でなら受け付けているのです。では、後日本人が来ますからと言って、置いて行かれてしまった。このように小さな物はそもそもデコレーションで、雰囲気だけの物も多く、その場合はほぼ致命的な欠陥があり、機能を与えることが不可能な場合もあります。この小さな糸紡ぎ車は子供用かもしれないけれど、紡げた形跡があるのでできるかもしれない。そして、突然ひらめいたダブルドライブの紐が2本に分かれている可能性があるということ!(通常エリザベスダブルドライブなどは1本の大きなわっかが2重になってかかっているのですが、そうでなくでも機能するかも)そこで、かかっていた紐を取り外して新たに2本を張ってみた。なんと、ちゃんと紡げました。但し、この小さなボビンは取り外しが難しそうだし、そもそも替えのボビンがついていなかったというから、毎回ボビンがいっぱいになったら糸を引き出して枷にしなければなりません。それでも、お客様は大満足でした。めでたしめでたしの巻。
こちらは、草木染めした糸のセットです。 Blauholzという木のチップから、染色材料の量、濃度によりかなり暗い色までを染めることができます。このセットの色の違いは、さまざまな被染材料によるものです。Bio木綿の2本撚り、ニュージーランドロムニーの2本撚り、単糸、モヘヤやカシミヤ、ラミー麻など、すべて同じ鍋の中で煮てしまうのですが、別の色に染めあがるのです。これらを作品の中に取り入れて編むと、何とも調和のある色合いが得られます。それで、この方法で一度に色々な材料を染めることに、病みつきになってしまいました。
いよいよ少しづつですが、お店としてもページを作りました。併せて見ていただければ嬉しいです。まだしばらくは、構築途上ということでまだまだ不十分なところはご了承願います。
https://naokk.shop-pro.jp/
寒い寒い2週間が過ぎ、少し春めいてきました。お店の前の人通りが増えてきて、歩く速さが速くなってきているように感じます。(歩いていても、いつすべって転ぶかわからないので、皆慎重に歩いていたのですね。)私も2週間ぶりに車で出かけることができました。路面凍結の間はしっかり巣ごもりしていました。アウトバーンで多くのトラックが道路をふさいで、渋滞となり夜明かしした車も相当な数でした。(そんな時は最寄りの赤十字などが出て、温かい飲み物やスナック、毛布などを配ります。)デュッセルドルフ市の周辺でマイナス20度前後を記録したのは、数年ぶりと思います。ドイツで経験した中で、最低はマイナス25度。日中の最高気温がマイナス14度でした。大きな湖が完全に結氷して、遊びに行きましたが、頭がジンジンしました。部屋の暖房も最高にしても、なかなか部屋が通常の温度に達しなかったのを覚えています。今回は、昼間の最高はマイナス5度くらいには上がったので、そこまでの辛さはありませんでした。小鳥たちのさえずりも嬉しそうに聞こえます。(写真は雪が降る前のもの。路面凍結の間、デュッセル川の脇は危険なためか、広く通行止めになっていました。)
少しうちの近くに戻り、停車場の近くの橋を出発点に小川に添って散歩することができます。これはその名も Düssel、デュッセル川です。デュッセルドルフの市内のあちこちを支流が流れていますが、交差点の付近や各所で暗渠となっており、地図などでチェックしていかないと見失う場合があります。北行すると、しばらくは川添いに歩けるようになっています。広くなっているところには、このような立て札があり、ワンちゃんたちが自由に走り回れる場所も。
現在、2021年2月2日の時点でライン川の水位が上昇し、週末まで注意が必要とのこと。デュッセル川の土手も地面の凍結で足場が悪くぬかっており、水位も上がっているためか、現在は一部散歩道も閉鎖されています。この川は以前氾濫してうちの通りの多くの建物の地下室に浸水したこともあるので、注意が必要です。
卵直売所からまたお城の裏手へ戻ると、こちらもお城の関係の建物か、古い建物が左手に見えてきます。奥は、前回の住宅群への門です。こちらは、EllerのHeimatmuseum(ハイマート ミュゼウム 郷土資料館)として使われています。Heimat Verein(ハイマート フェアアイン 郷土愛好家クラブ)という団体があり、通常は土曜日と日曜日に中に入ってEllerの歴史など、資料を見ることができます。近所の養蜂家のはちみつも販売しています。現在はもちろん入れませんが、散歩の途中に足を止めてみてくださいね。ときどきホビー作家さんの展示会も開かれます。私もここで、糸紡ぎ実演販売をさせていただいたこともあります。春になってまたイベントが再開されますように。
お城の裏手に出て少し行くと、養鶏場の直売所があります。デュッセルドルフに長く住んでいて、ここの卵を定期的に購入される方も居ます。Eller Mittteの市場のじゃがいも屋さんで売っているのはここの卵と思います。Bodenhaltung(ボーデンハルトゥング)とかFreilandhaltung(フライラントハルトゥング)と称して、平飼い卵です。