カサブランカとネジバナ

亡き姑は優しい人で花を育てるのが

大好きでした　舅が亡くなってから

夫と定期的に帰り　事務的な用や庭

仕事をしていたのですが　姑が私に

夫が姑が育てた野の花を　庭師さん

が入る庭には植えたら駄目だと　抜

いてしまいそうと　言いに来ました

私が夫にお母さんの好きにさせてと

頼むと　有毒な花や増え過ぎる草も

有るから駄目だと理由は正しいので

す　中には茶花になる綺麗な花もあ

るからと言っても　聞き入れません

夫は仕事上必要な時に　花の贈物を

会社から届けていて　男性なのに一

時期　私より花の種類も値段も詳し

い時があり　その経験で花の定義が

決まっていて　カサブランカや薔薇

胡蝶蘭こそが花であって　野の花を

認めなかったのです　歳を重ね考え

も変わり「らんまん」を視聴し始め　

亡母の気持ちがわかるようになった

のか　私が露草やエノコログサ等を

花瓶に生けても　文句を言いません　

晩春　夫が草引きをした場所を見る

と　ネジバナを残していて驚きまし

た　「らんまん」効果極まれりです

　　　　　ー今日の昼食ー

半田麺～多分今季最後です
残り物のかき揚げ　卵焼き

果物　野菜酢物

＊野生のニラの花を生けました＊

散歩道に野生のニラが綺麗でした

「韮の花ひとかたまりや月の下」

　　　　　(山口青邨)