今日はちょっと角度を変えまして。私は椎名誠のファンですが彼の「イスタンブールでなまず釣り」という本になまず博士の松坂實さんの話が出てきます。
松坂實はなまずに魅せられてしまった男である。いや、この場合はなまずに憑かれてしまった男、といったほうがいいのかもしれない。（中略）ぼくは経験的に知っているのだけれど、なにかひとつのことを何十年も追求してきた人、というのはものすごく魅力的である。“うまい地酒をつくって四十年”とか“天ぷらひとすじ三十年”とか“ひたすら菊を育てたわが半生”などという人に会うと、やはりどこか常人とは違った迫力を体の内にみなぎらせ、その話というのはしみじみと面白い。が、同時にちょっとすさまじいところも持っているのだ。
かつてこの話を読んだときに何かひとすじに打ち込めることがあったらいいだろうなあと思ったことがあります。さて、、私にとってそれはなんだろう？なんかあるやろか？当時は思いつかなかったけれど今やったらそれは「カメ」である！といえるでしょう。まだまだカメ初心者もいいところで残りの人生をカメと過ごしていてもカメを極めるの粋には到達しないとは思いますが恐らく今後もカメどっぷりの生活を過ごしていくのだと思っています。３０年後くらいには何か語れるようになってるでしょうか？（或いは顔つきがカメさんっぽくなってるとか）
さて最近のるうちゃんはどうやらおなかがすくと「えさくれー」とえさ皿の中に入ってアピールをするということがわかりました。今日のお昼もこうなってました。
「上から落ちてくるとか？」