熱移動の3要素の割合
熱移動の3要素について学んでいただきました。
次に、この3要素の割合がどのようになっているかを見てみましょう。
1920年頃までは、熱移動の大半は対流と伝導で起こると考えられてきました。
しかし、1920年から輻射による熱移動の考え方が体系化され、ペンシルバニア州立大学とオークリッジ国立研究所によって報告がなされ、熱移動に対して輻射によるものが75%程度を占めるということが公となりました。
そしてこのことは、現在では諸研究機関の統一見解となっています。
一方で、伝導熱は5~7%にしか過ぎません。
また、対流熱では下方への移動は全く生じないということが分かります。
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