2024.5.18(土)
久しぶりにレコードプレーヤーのカードリッチいじりして
遊びました。
先日、オーディオ友人と自宅でレコード鑑賞して、オーディオ
談義した際、
中電mg3605
というカードリッチを頂きました。
あたらしいカードリッチがどんな音をだしてくれるか?
興味津々で、予備のシェルが無かったので、オークションで
デンオンのシェル付MMカードリッチを落札してシェルを入手。
私の所有しているカードリッチは
シェア V15 タイプⅢ
スミコ Perl
シェア M44-7
の三種類で、それぞれの音楽傾向に合わせて活用しています。
あまりオーディオ機材を取り替えた音の違いを分析的にチェック
することは、予算の関係上しませんが、今回は中電の実力を試し
たく、自宅装置で4つのカードリッチの聞き比べを実施しましたよ。
音源レコードは、自分の愛聴盤
イーグルス ホテルカルフォルニア
由紀さおり
渡辺美里
コルトレーン&ハートマン
因幡 晃
のボーカルものに特化しています。
M44-7
ノリの良さ、パンチ力があり、ジャズやポップス系を曲を気持ち良く
表現してくれました。
ボーカルがドラムやベースをかぶるような感じがあり、しっとり感が
足りないです。
中電mg3605
一番パワーがあり、ノリノリの気分にさせてくれる明るい音がします。
まだこの音になじんでいないのですが、ボーカルと楽器との分離も良く
V15と対等の力を発揮してくれました。
シェア V15 タイプⅢ
いままでメーンカードリッチだけあって、バランス感覚のすぐれた音を
出してくれます。
普段はジャズ、クラシック両方に活用でき、ボーカルものもしっとり感
を表現できます。
スミコ Perl
これも前記友人からの頂き物です。
V15に惚れ込んでいただけに、そんなに評価していなかったのですが、
由紀さおりや因幡晃のレコードの声の表現が特出して良いです。
もしかして激しいジャズやロックは苦手かもしれませんが、しっとり感、
男女色気、明瞭感などとても気に入っています。
オーディオ好き友人のおかげで、カードリッチいじり遊びしてしまいまし
た。
「ひとつ、むらかみさんでやってみるか」という村上春樹が質問に答える
本の中で、オーディオ機材の選び方
まわりの人の言うことはあまり気にしない方がいいです。
良い音というのは女性と同じです。
自分はいいと思えば、それでいいんです。
名回答ですね。
自分の楽しみ方、遊び方はそれぞれです。