南アの女神が微笑んだ。

下界では終わりに近づいてきた紫陽花だが、
さすがに南アルプスの麓ともなると、今が盛りだ。
ピンクの紫陽花の蕾が黄色なのは意外だが、写真の中ではアクセントになっていていい。
新しいコンデジでちょっとズームをきかせて撮ってみた。
背景が少しボケるので割といい写真になった。



今日は久しぶりの釣友との南ア釣行
私はというと、前２回ともに雨と増水で本来の南アを堪能出来ずにいたが、
３度目にしてようやく本来の南アを味わうことができた。

しかし今年は運に良く左右される。
前２回は運が悪かったが、今回は逆に良かったといえる。
今年は富士山はじめ、残雪が多く、南アも同様なこともあって、
連日雪代による増水が続き、なかなか渓のコンディションが安定しない。
前日も増水で釣り人はかなり少なかったようだ。


今日も早朝は気温１８度、水温は１０度くらい。
濁りこそ少ないものの、水量はやや多め。
それでも前日からは大分減水しているようだ。
岸際には人の痕跡が全くない。
しかしこれでも渡渉がギリギリの箇所がいくつかあった。
行かれる方は充分情報収集してください。

そんな状況の中、今日の様子はというと、
雪代混じりで水温が低めにもかかわらず、
前日からの減水と釣り人のプレッシャーの少なさからか、
入渓直後から二人のドライフライに盛んにアタックが入った


本日の１尾目。まちゃさんネットは少し大きめなのでこれでも２６ｃｍ程ある。
幸先が非常によろしい


ころころ太った７，８寸が次々にロッドを曲げてくれます。

増水明けを証明するかのように、岩魚たちのストマックからは
ほとんどなにも出てきません。反応が良いのがうなづけます。


流れの緩いところなら、瀬からもバンバン飛び出します。


ころころ太って黒光りしていた９寸岩魚


黒い瞳が印象的でした。


アメマスのような白い斑点が印象的だった１尾は、
水中から撮ってみました。
アングルはいまいちだな。


昼に近づくと水温も１２度くらいまで上昇。
曇り空から時々青空が覗く絶好の条件
風もほとんどないがそれほど熱くもなく、気持ちがいい。

というわけで今回は運の良い釣行となったが、
梅雨が明けるまではまだしばらくリスキーな釣りになりそうだが、
シーズン後半を期待させるに十分な渓の様子だった。

さて次はいつ行こうかな




おまけ画像

朽ちた倒木にはさるの腰掛けがビッシリと生えていた。