運動会で監視行動？

少年団。
今年度は、これまでの年よりも遙かに練習に明け暮れている。

土日も祝日も私の時間が空いていれば練習を行っている。

用事があるとしたら、最近ではバドの大会と団員の所属する小学校の運動会。
教え子が在籍する小学校は４校。
開催日が２校ずつ同じ日だったので、時間と場所の都合をつけて、なんとか３校の運動会を見に行った。

運動会見学を始めた最初の頃は、親でも親類でもないのに・・・・という気恥ずかしさがあったが、何年か繰り返しているうちに今はもう図太くなって、観客席や通路で堂々と見ている。
子供たちに対して、「私の存在に気づいたかー？」

ぐらいの勢い。肝心の団員たちは気づかないんだけどね・・。３６０度観客に囲まれている中ではなかなか見つけられないでしょう。
だから自分から近づいていって、「がんばっているか？」とか「１位すごいね！」とか一言声を掛けて去っていく。

端から見れば「変質者」か「不審者」だろう。

毎年そんなことをしている私を心配して、バドの教え子だが現在高校生で基本的には少年団と縁のない男女がそれぞれ運動会を一緒に見てくれた。

女「だって、私がいなけりゃ先生、警察呼ばれそう」
男「先生だったら子供を拉致しそうと思って」

いったい、君たちの目に私はどう映っているのだ？
しかも、女の子は警察を制止するために、男の子は私の犯罪防止のために、だと！
二人は私に対する根拠のない不安と、やさしい心遣いによって「運動会を見る」ふりをして私を監視してくれたのだ。

しかもこの二人の高校生、それぞれが単独の意志で来て、現地でお互いが「なんでいるの？」状態だったのだ。


いや、私は幸せ者です。でも、素直に喜べないんだな。

どこまで本気か読めていないです・・・・・。